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ゲームで観光する時代がやってきた!ベルリンが舞台の路線バスシミュレーター「The Bus」を体験

アフロマスクシミュレーターゲーム大好きクリエイター

2021年3月、ドイツの首都ベルリンを舞台にした

路線バスシミュレーター「The Bus」が発売された。

今回は実際に5時間ほどプレイした

筆者の体験をもとに、

「The Bus」の魅力を紹介してきます。

「The Bus」最大の特徴としては、

ベルリンの街並みが1分1サイズ。

つまり現実と同じ縮尺で再現されている点だろう。

実際にゲーム内の映像と

Googleストリートビューを見比べてみると、

車線の数や交差点、周辺の建物などが

笑ってしまうほどリアルに再現されている。

路面電車の軌道も確認できる
路面電車の軌道も確認できる

ベルリンの街並みをゲーム内で

完全再現しようという、

開発者の意気込みというより

執念のようなものを感じた。

スカニア製の路線バスでお仕事開始

運転できるバスは

スカニア製の通常タイプの大型バスと、

2つの車体がつながっている

連節バスと呼ばれるタイプの2種類。

連節バスは全長が長いので、

狭い交差点などでは慎重に運転しよう。

バス車内もリアルに再現されている
バス車内もリアルに再現されている

バスの運転席に着いたら、

右側にあるモニターを使って行路番号を入力しよう。

(これを入力しないと乗客が乗り込んでくれない)

Current Tour Number右の数字が行路番号
Current Tour Number右の数字が行路番号

このモニターでは乗車チケットの販売も出来る。

チケットを買い求める乗客が来たら、

モニターを操作して発券。

必要に応じて釣銭を渡していく。

ほとんどの乗客はICカードを持っているのか、そのまま乗車していく
ほとんどの乗客はICカードを持っているのか、そのまま乗車していく

ベルリンの車道は現実と同じように、

路駐車両や自転車専用レーンなどがあるので、

目まぐるしく車線変更することになる。

路駐車両が多いので対向車とすれ違う際は要注意
路駐車両が多いので対向車とすれ違う際は要注意

運転中はリアルな街並みに気を取られて、

わき見運転になりがちなので注意しよう。

気になる場所があったら時間を一時停止できるフォトモードを利用しよう
気になる場所があったら時間を一時停止できるフォトモードを利用しよう

メニュー設定から時間帯や天候、季節なども自由に選択可能なので、

365日さまざまな姿のベルリンの街並みを味わい尽くせる。

雪降るベルリンも味わい深い
雪降るベルリンも味わい深い

一路線を最初から最後まで運転すると

だいたい30分程かかる。

乗客へのチケット販売や他車両の動きに注視するため、

終点に到着するころには

一仕事やり終えた疲労感を味わえる。

バスを降りてベルリン観光

バスを降りて徒歩移動も出来るので、

ガイドブック片手にベルリン観光を楽しむことも可能だ。

一人称視点と三人称視点を選択可能
一人称視点と三人称視点を選択可能

ベルリン中央駅ベルリン大聖堂

ベルリンテレビ塔など主要なランドマークは、

忠実に再現されているので一見の価値あり。

ベルリン中央駅
ベルリン中央駅

ベルリン大聖堂 とベルリンテレビ塔
ベルリン大聖堂 とベルリンテレビ塔

フンボルト大学ベルリン
フンボルト大学ベルリン

「The Bus」は早期アクセスゲーム(開発途中のゲーム)のため、

今後はいくつかの段階を経て

マルチプレイ新路線などが追加されいくとのこと。

現状ではゲーム性があまりないので、

プレイヤーによっては

物足りなさを感じてしまうかもしれない。

ただ、街並みはかなりの完成度なので、

ベルリンに興味がある方は体験してみては如何だろうか。

「The Bus」はパソコンゲーム販売サイト

「Steam」で購入することができます。

プレイしている様子は動画でも公開中

アフロマスク

シミュレーターゲーム大好きクリエイター

YouTubeなどで主に海外のシミュレーターゲームやサバイバルゲームなどを紹介しています。こちらのチャンネルではシミュレーターゲームやそれに関連する周辺機器などを紹介していきます!

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