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ヨーグルト比較!グリコ おいしいカスピ海VSフジッコ カスピ海ヨーグルトを食べ比べ

相場一花グルメライター

カスピ海ヨーグルトを比較します。

同じ商品名なのに違うメーカーの食べ物結構ありませんか?特にヨーグルトは似たような商品が多いと思っています。

ヨーグルトで最近話題になっているのが「カスピ海ヨーグルト」。パックだけでなく自家製も販売していて、高級ヨーグルトとして認知されています。

今回は「江崎グリコ」と「フジッコ」のカスピ海ヨーグルトを比べてみました。。

江崎グリコvsフジッコ:カスピ海ヨーグルトを紹介

簡単に2商品を紹介します。

江崎グリコ:おいしいカスピ海

乳質・成分の優れた特選生乳を使用したヨーグルト低温でじっくり発酵させることで、とろりとした食感が特徴のヨーグルトです。2017年リニューアルした時に原材料が生乳と乳製品と変更になりカルシウムやたんぱく質が大幅に増加しましたが、現在は原材料が生乳のみ戻りカルシウムやたんぱく質も元に戻っています。

特選生乳とは、全国飲用牛乳公正取引協議会の定めた品質基準をクリア生乳です。内容量は400gで小売価格はホームページに掲載していませんでした。乳酸菌はクレモリス乳酸菌とサーモフィラス乳酸菌を使用しています。

100gあたり66kcal。脂質3.8g・炭水化物4.7g・カルシウム110mgです。

フジッコ:カスピ海ヨーグルト

大豆の健康を長年共同で研究していた、京都大学名誉教授の家森博士が2002年ジョージアから持ち帰ったヨーグルトの普及をフジッコに依頼したことからカスピ海ヨーグルトはスタートしました。元々は「カスピ海ヨーグルト手づくり用種菌」を販売していましたが、今ではパッケージヨーグルトとしてどこのスーパーでも置かれています。

生乳及び生産は北海道です。内容量は400gで小売価格は289円(税込)。乳酸菌はコーカサス地方から持ち帰ったクレモリス乳酸菌です。

100gあたり66kcal。脂質3.7g・炭水化物4.6g・カルシウムは111mgです。

江崎グリコVSフジッコ:カスピ海ヨーグルトの見た目を比較

江崎グリコのおいしいカスピ海はフィルムまでは一緒ですが、蓋はやわらかい透明なものでした。落としたら外れてしまいそうです。

上澄み液のホエイはみあたらず、つるっとしていますね。

フジッコのカスピ海ヨーグルトはヨーグルトにフィルムがされていて、しっかりした蓋でしまっています。

つるっとしていて、上澄み液のホエイはほとんどありません。

両方を器に出して並べてみました。フジッコのカスピ海ヨーグルトの方がとろみが強くネバネバしています。江崎グリコの方はネバネバというよりか、ボテッとした印象です。

江崎グリコVSフジッコ:カスピ海ヨーグルトの味を比較

ボテボテした印象の江崎グリコのおいしいカスピ海。

口に入れたらトロトロした食感で生クリームみたいな味わいです。酸味やヨーグルト独特の臭みはほとんどなく、いい意味でヨーグルトっぽくありません。非常になめらかな食感で酸味が弱いので子供にとって食べやすいヨーグルトだと感じました。

グルグル回して伸ばしてもほとんど伸びません。普通のヨーグルトよりなめらかといった感じです。

ネバネバした印象のフジッコのカスピ海ヨーグルト。

口に入れた瞬間はスライムのような柔らかい固形物みたいな食感です。食べ進めていくとネバネバが本領を発揮し、納豆やトルコアイスのようになっていきます。コクとともに酸味があり、食べ応えがあるヨーグルトです。

グルグル回して伸ばしてみると、糸を引きました。カスピ海ヨーグルトの醍醐味ですね。

江崎グリコvsフジッコ:同じカスピ海でも大きく異なる

2種類のカスピ海ヨーグルトを食べ比べてみましたが、味わいや食感は全く異なりました。使用している生乳や製法によって味が異なるのかもしれませんね。

ごちそうさまでした。

グルメライター

グルメライター。飲食チェーン店お持ち帰りメニュー年間100食以上食べ比べしている。話題のグルメからマニアックなグルメまで幅広く発信。地域スーパーやコンビニ、話題のショップなど雑多。複数メディアでグルメレポ発信中。

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