気になるご当地カップラーメンを紹介します。

勝浦タンタンメンは千葉県の勝浦で働く、海女や漁師の体を温めるラーメンとして定着しました。通常の担々麺とことなり、醤油ベースのスープに大量のラー油と玉ねぎとひき肉を炒めたものが具材としてトッピングされています。B-1グランプリでも入賞し、勝浦地方の名物料理のひとつとして有名になりました。

エースコックでは2012年よりカップラーメンとして販売しています。今回はエースコック凄麺「勝浦タンタンメン」を実食してみました。

発売開始して10周年にもなる勝浦タンタンメン。2011年に勝浦市商工会青年部を中心に結成された「勝浦タンタンメン船団」が監修しているラーメンです。

1食（98g）あたり356kcal。炭水化物は54.1gで食塩相当量は6.7gです。

後入れの液体スープと粉末スープのほかにかやくが別途パックされていました。

ノンフライ細麺です。

お湯をいれて4分したら完成します。ラー油と玉ねぎの香りが漂ってきます。真っ赤かなスープでとっても辛そう……

スープはラー油が効いて辛いですが、見た目ほど辛くなく「辛いけど激辛ではない」といったところ。醤油味のスープにラー油が絡み、ほのかに後味になっている玉ねぎの甘みがクセになりそう。

コシのあるノンフライ麺は、少々プリプリした食感が残っていて、ラー油が効いたスープとマッチしています。

全体的にピリ辛でありながら、辛すぎずほのかに香る甘みが旨味を強調しているカップラーメンでした。

ごちそうさまでした。