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【冷凍焼きおにぎり比較】大きな大きな焼きおにぎりvs本格焼きおにぎり食べ比べ

相場一花グルメライター

冷凍焼きおにぎりを食べ比べてみました。

冷凍食品で焼きおにぎりは古くからある定番と言える商品です。大概のスーパーでは様々な冷凍焼きおにぎりが販売されています。そこで気になるのが冷凍焼きおにぎりって似てるけど、各メーカーごとに味や食感が違うのかな?ということです。

今回は冷凍食品業界大手のニッスイとニチレイの焼きおにぎりを比較してみました。

冷凍焼きおにぎり比較:ニッスイvsニチレイ商品紹介

2社とも焼きおにぎりは何種類か発売していますが、今回は下記2商品をピックアップしています。

ニッスイ
大きな大きな焼きおにぎり

新たに配合した独自ブレンドのしょうゆだれに変更し、さらに香ばしくなりました。たまりしょうゆ・濃厚な二段仕込みしょうゆをブレンドし、風味豊かに仕上げました。コシヒカリを50%使用しています。
参照元:公式HP

ニチレイ
本格焼おにぎり

本格的な焼おにぎりです!お米、だし、焼き、醤油たれの全てにこだわり抜いた本格的な焼おにぎりです。
北海道産ゆめぴりか100%使用!北海道産利尻昆布だしで釜炊きすることで、ゆめぴりか100%のお米の美味しさを最大限に引き出しています。
醤油の香ばしさと旨味!表面をしっかり焼くことで引き出した熟成醤油の香ばしさが食欲をそそります。
参照元:公式HP

両冷凍焼きおにぎり共に、米や醤油などの原材料にこだわりがあり、サイズは大きめ。そして、冷凍焼きおにぎり業界の売り上げでもトップクラスを走っています。

大きな大きな焼きおにぎりvs本格焼きおにぎり:パッケージ比較

パッケージを比較してみました。

まずは、ニッスイ「大きな大きな焼きおにぎり」から。売上NO1という言葉が目立ちますね。

6個で480gで、焼きおにぎり1個80g。そして、1個あたり137kcal。炭水化物は30.1gで食塩相当量は0.8gです。1個あたり調理時間は、電子レンジ500Wで1分40秒。

実際に重さを計ってみると、カップの重さを入れて82gでした。規定通りの重さですね。調理方法は透明カップの上に立てて、電子レンジ調理。

次に、ニチレイ「本格焼きおにぎり」をみてみましょう。

熟成醤油のたれ使用・ゆめぴりか100%と書かれていますね。

1個(75g)あたり131kcal。炭水化物は28.4gで食塩相当量は1.0gです。こちらの方が塩分が高いですね。1個あたり調理時間は電子レンジ500Wで1分30秒かかります。

重さを計ってみると76gでした。表記とほぼずれはありませんね。調理方法はカップのなかで寝かせたまま、電子レンジで温めます。

大きな大きな焼きおにぎりvs本格焼きおにぎり:見た目の比較

左:大きな大きな焼きおにぎり 右:本格焼きおにぎり
左:大きな大きな焼きおにぎり 右:本格焼きおにぎり

実際に2商品を調理して並べてみました。写真では判別しにくいですが、本格焼きおにぎりの方が茶色の色が濃いです。大きさの差はあまり感じません。

左:大きな大きな焼きおにぎり 右:本格焼きおにぎり
左:大きな大きな焼きおにぎり 右:本格焼きおにぎり

中身を割ってみました。「大きな大きな焼きおにぎり」は中身が茶色く、「本格焼きおにぎり」は中身が白いご飯が見えます。「大きな大きな焼きおにぎり」の方がたれがしみ込んでいるのでしょう。

まずは「大きな大きな焼きおにぎり」から。見た目はご飯を焼いたというよりか、醤油につけたご飯を固めたようにみえます。

次に「本格焼きおにぎり」。こちらは表面にしっかりとした焼き色が確認できますね。表面はきれいに焼けていて、カリッとした印象を抱きました。

大きな大きな焼きおにぎりvs本格焼きおにぎり:味の比較

「大きな大きな焼きおにぎり」
タレは醤油味の中にほのかに甘みが効いていて、中までしっかりしみ込んでいる。ご飯はパラパラで口の中でほぐれるような感じ。食感と味が茶飯に近い印象。

「本格焼きおにぎり」
濃いめの醤油味のタレは表面にしっかり塗られていて、ガツンと口の中に広がる。カリッと焼けた表面と白米のコントラストは面白い。米はねっとりもち米っぽい。味は醤油煎餅に近いですね。

大きな大きな焼きおにぎりvs本格焼きおにぎり:特徴まとめ

同じようで味や食感はまったく違う2品。

「大きな大きな焼きおにぎり」は甘めの醤油たれとパラパラご飯を食べたい人に、「本格焼きおにぎり」はカリッとした表面となかのもっちりお米のコントラストが好きな人におすすめです。

いずれにしても焼きおにぎり好きとしてはたまらない冷凍焼きおにぎりでした。

ごちそうさまでした。

グルメライター

グルメライター。飲食チェーン店お持ち帰りメニュー年間100食以上食べ比べしている。話題のグルメからマニアックなグルメまで幅広く発信。地域スーパーやコンビニ、話題のショップなど雑多。複数メディアでグルメレポ発信中。

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