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どん兵衛新作「きつねうどん東西だし比べ」を実際に食べ比べてみた

相場一花グルメライター

2021年から登場の「日清どん兵衛 東西だし比べ」ですが、2022年も10月31日より全国で販売しました。日清どん兵衛は東日本と西日本で味を変えています。だし比べの期間は両方を食べる食べ比べることができるというわけです。

筆者は2021年にどん兵衛天ぷらそばを食べ比べましたが、2022年はきつねうどんを食べ比べてみようと思います。

どん兵衛:きつねうどん東西だし比べパッケージ比較

二つを並べてみました。大きさは変わりません。

まずは東日本からみてみましょう。窪之内 英策さんがイラストを描いた東日本。「本鰹と宗田鰹のWだしと丸大豆醤油が調和した、コクと旨みを感じる味わい深いうどんつゆ」が特徴との事です。

原材料を見ると、そうだかつお・にぼし・かつおと鰹尽くしなのが分かります。

1食(96g)あたり421kcal。食塩相当量5.0g(めん・かやく1.7g、スープ3.3g)で炭水化物は56.1g。

次に西日本を見ていきます。「本鰹と昆布のWだしと丸大豆醤油が上品に調和した、だしの旨みが後を引く味わい深いうどんつゆ。」とのこと。モリタイシさんがイラストを描いています。

原材料のスープを見ると魚粉と昆布粉末が入っています。少し東日本と内容が違います。

1食(95g)あたり413kcal。食塩相当量は5.2g(めん・かやく1.6g、スープ3.6g)で炭水化物は55.7g。

左が東、右が西
左が東、右が西

ふたを開けて2種類を並べてみました。お揚げの見た目が少し違います。

どん兵衛:きつねうどん東西だし比べを食べ比べ

左が東、右が西
左が東、右が西

完成品がこちら。東日本のうどんの方がスープの色が濃い。

まずは麺から比較してみましょう。こちらは東日本の麺ですが、わりとちぢみが強く少し分厚いのが特徴です。

こちらは西日本。ストレート気味でツルツルしていて少し平べったいような気がします。意識しなければ両者の違いはわかりません。

次にスープを比較します。東日本は、醤油が濃く、かつおが強いのが特徴です。まさに鰹一色といってもいいほど香りも強いです。

こちらは西日本のスープ。色は薄目で味はこんぶと魚介が合わさった味わいです。京風でしょうゆよりも塩にだしを取ったような味わいなのが特徴です。

こちらは東日本のお揚げ。厚みは少し薄く、さっぱりしています。

対する西日本のお揚げは東日本より厚く、甘いのが特徴です。お揚げの味はかなり異なります。

どん兵衛:きつねうどん東西だし比べは味がかなり違う

今回、どん兵衛きつねうどん東西だし比べの麺・スープ・お揚げを食べ比べてみました。全部の具材に違いがありましたが、特にスープが如実に違いましたね。もう全然違う。気になる方は食べ比べ推奨。

ちなみに筆者は生まれも育ちも東日本ですが、セオリー通り東日本の方が好みでした。

ごちそうさまでした。

グルメライター

グルメライター。飲食チェーン店お持ち帰りメニュー年間100食以上食べ比べしている。話題のグルメからマニアックなグルメまで幅広く発信。地域スーパーやコンビニ、話題のショップなど雑多。複数メディアでグルメレポ発信中。

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