おせち料理の定番に伊達巻があります。甘くてふっくらとした食感は大人だけでなく、子供にも人気のおせち料理です。

そんな伊達巻ですが、大手蒲鉾メーカーでも正月の時期にライナップのひとつとして販売しています。筆者はこれまで夕月の伊達巻を多く食べてきましたが、有名他社とは味が違うのか気になるところです。

この記事では、夕月の伊達巻と蒲鉾で有名な一正の伊達巻を食べ比べてみました。

夕月と一正伊達巻比較：パッケージ

2種類の伊達巻を購入してみました。一正の伊達巻は純国産100％ 伊達巻小ですが、味を比べるので小さい方を購入しました。

夕月と大きく書かれた伊達巻です。毎年販売されていて、パッケージは年ごとに若干異なるようです。期間限定品のためか会社ホームページの商品情報には載っていませんでした。

原材料を見ると卵・魚肉・砂糖がメインに使われています。

一方こちらは一正の純国産100％ 伊達巻 純（小）です。こちらは一正会社ホームページに年末限定品として掲載されています。

卵と魚肉などがメインなのは変わらないものの、みりんや昆布エキスがこちらの伊達巻には使用されています。

夕月と一正の伊達巻比較：食べ比べ

2種類の伊達巻をパッケージから取り出してみました。一正の伊達巻の方が色が茶色いですね。

横からみてみました。左が夕月で右が一正です。こうしてみると巻き方も若干異なります。

輪切りにして並べてみました。一正の方が黄色く、夕月の伊達巻はくるっと半回転ほど巻いています。

まずは夕月の伊達巻から食べてみます。ほのかに甘く、少し固めで身が詰まっているような味わいです。甘さは結構控えめで大人が好みそうな味になっています。出汁の味などはよく分かりませんが、腹持ちがよさそうな伊達巻です。

次に一正の伊達巻を食べてみます。こちらは夕月の伊達巻よりも甘みは強く、口に入れた瞬間はほのかにお酒の香りが鼻を抜けていきます。ふっくらふんわりした食感とほどよい甘み、外側の香ばしい匂いがバランスがいいですね。

2商品ともおいしい伊達巻

2つの伊達巻は味や食感は異なりますが、どちらも美味しくて流石老舗蒲鉾メーカーと言える商品でした。好き嫌いは好みが分かれますね。甘めの伊達巻が好きな人は一正がおすすめ。しっかりした歯ごたえが好みの方は夕月がおすすめです。

ごちそうさまでした。