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ミシュラン星付き名店監修!セブンプレミアムカップ麺「鳴龍 担担麺」を実食レビュー

相場一花グルメライター

スーパーやコンビニで見かけたら、つい手に取ってしまうのがラーメン店監修のカップ麺です。少し値段は高いですが、名店が監修しているだけあって、カップ麺とは思えないほどクオリティの高い商品が多いですね。

今回、購入した1杯も名店監修カップ麺。ミシュラン星を獲得した「創作麺工房 鳴龍」が監修しています。「柳麺ちゃぶ屋」出身の店主齋藤一将氏が2012年にオープンしたお店が鳴龍です。担々麺と拉麺を提供している鳴龍の特徴は13種類の出汁と黒酢とりんご酢を使ったさわやかな酸味です。胡麻の甘味と深いコクと細麺が合わさり、担々麺ですが爽やかな味わいで人気を博しています。「マツコの知らない世界」でマツコ・デラックスさんが感心するほどの出来栄えなんだとか。

そんな「創作麺工房 鳴龍」の担々麺をカップ麺で表現しているようです。

製造元は日清食品。スープには豚脂・練りごま・植物油脂・しょうゆ・醸造酢などが使用されています。

1食(149g)当たり653kcal。糖質は56.1gで食物繊維は5.1g。麺に使用されている食物性たんぱく質と大豆食物繊維が食物繊維の量を後押ししています。

中細のノンフライ麺の湯戻し時間は3分。ノンフライ麺としては、湯戻し時間が短め。

カップの中には麺の他にかやく入り粉末スープ・液体スープ・後掛け芝麻醤調味料がはいっています。粉末スープのみ先入れで他の2種類は後入れです。

完成品がこちら。坦々の香りがベースですが、酸味も食べる前から分かりますね。

ラー油の味わいが強いスープは豚骨のコクだけでなく、酸味が口いっぱいに広がります。ラー油が結構入っていますが、そこまで辛くなく、花椒も全くきつくありません。芝麻醤が全体を包み込むようにバランスをとっているため、味が偏ることなく、コク・酸味・辛味の調和がとれたスープでした。非常に美味しいです。

低加水の細麺はスープとよく絡み、そしてスープをよく吸い込みます。麺は細いですが、コシもありスープとも合っていますね。

味付き肉そぼろとネギは量は多くなく、あくまでもおまけの位置づけ。量は少ないですが、肉を使っているためか、そぼろからも出汁が出ているようです。もう少し量が多ければ言うことなしでしたね。

以前食べた感動の担担麵よりもこちらの方が好みの味でした。ちなみにお値段は感動の担担麺が537円(税込)。今回食べた担担麺が300円(税込)と同じ高級カップ麺ですが、こちらの方が安い。

ごちそうさまでした。

グルメライター

グルメライター。飲食チェーン店お持ち帰りメニュー年間100食以上食べ比べしている。話題のグルメからマニアックなグルメまで幅広く発信。地域スーパーやコンビニ、話題のショップなど雑多。複数メディアでグルメレポ発信中。

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