数多くの商品を販売している山崎製パンですが、日本生まれのパンである「あんぱん」の種類も豊富です。2023年4月に販売した「高級あんバターぱん」もその一つ。

商品名からすると高級とのことですが、どこらへんが異なるか気になるところです。そこで前から販売していたヤマザキ「高級つぶあん」と一緒に高級について食べ比べてみることにしました。

高級つぶあん・高級あんバターぱんの比較対象について

今回購入した2種類と比較する対象ですが、ドンピシャの商品が見つからなかったので下記2種類にしました。

まずはヤマザキ「あんぱん」です。どこのスーパーでも販売している「あんぱん」ですが、値段が手ごろで量もそれなりに多いのが特徴。ちなみに筆者は1個78円（税抜）で購入しました。安すぎる…

本当はつぶあんで比較したかったですが、販売していなかったため、こしあんを購入しました。

もう1点は「薄皮つぶあんぱん」です。こちらは大きさは小さいですが、つぶあんで餡子がたっぷり詰まっているヤマザキの人気商品です。

これら2商品と味を比較します。

高級つぶあん・高級あんバターぱんのパッケージ確認

まずは「栗入りつぶあん 高級つぶあん」をみていきましょう。

原材料には栗入りつぶあん・マーガリン・脱脂粉乳・ケシの実などが使われています。

1個当たり359kcal。炭水化物は72.0gで食塩相当量は0.5g。

次に「高級あんバターぱん」をみていきます。

原材料にはつぶあん・バター入りマーガリン・マーガリン・卵などが使われています。

1個当たり398kcal。炭水化物58.1gで食塩相当量は1.2g。

高級つぶあん・高級あんバターぱんを食べ比べ

それでは「高級つぶあん」から食べてみましょう。見た目はケシの実が上にのった普通のあんぱんです。

あんこは思ったよりも入っていませんね…パン生地が多めです。甘さは控え目で栗は多少は入っていますが、量が少なくあまり栗っぽさを、あまり感じません。粒もつぶれ気味で、あんこの風味もいまいちでした。

次に「高級あんバターぱん」を見ていきましょう。パン生地は「高級つぶあん」と異なり、フランスパンみたいな見た目。

「高級あんバターぱん」の中身はあんことバター入りマーガリンがしっかり詰まっています。どちらかというと、バター入りマーガリンの方が多いかもしれません。つぶあんの粒はわりとしっかりしていて、甘さは控え気味。パン生地はフランスパンなので、少ししょっぱくてコシがある食感です。

一方、こちらは高級ではないヤマザキの「あんぱん」。こしあんですが「高級つぶあん」よりもあんこの量は多いように見えます。あじわいはパン生地は「高級つぶあん」とほとんど変わらず、あんこは水あめが多めで甘いのが特徴。ただし、大きな違いはわからないですね。

そして、こちらは「薄皮あんぱん」。つぶあんの量が多く、粒もしっかり。生地は薄目であんこが主体のあんぱんです。あれ？中身が一番充実していますね…

高級の違いがよく分からない

今回はヤマザキの「高級つぶあん」「高級あんバターぱん」2種類を高級に着目して食べてみましたが、違いはよく分かりませんでした。むしろ「薄皮あんぱん」のほうが高級感ありましたね…

高級といわれていますが、1個当たり118円（税抜）とコスパがいい商品なので、際立った違いを出すのは難しいのかもしれません。

ごちそうさまでした。