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マルちゃん新作!夏ぴったり「冷しこく担々うどん」「冷しキムチそば」を実食レビュー

相場一花グルメライター

夏が近づくにつれて、冷やしをメインにしたカップ麺が数多く発売されます。マルちゃん「赤いきつね」と「緑のたぬき」でお馴染みの東洋水産でも、この時期に冷やし系のカップ麺を新発売しています。5年間連続で新発売してきた冷やし系ですが、今年は辛い系で攻めてきた模様です。

2023年6月19日より新発売したのは「冷しこく担々うどん」「冷しキムチそば」の2商品。キムチと坦々は王道ですが、調べてみるとこれまで冷やしでは販売していなかったようです。どんな味わいなのか2商品を実食してみました。

マルちゃん 冷しこく担々うどん

まずは「冷しこく坦々うどん」を紹介します。公式HPによると「ポークの旨みをべースに味噌やねりごまを合わせ、ラー油の辛みを利かせた担々スープ。」とのこと。どれほど辛いのか気になるところです。

たれは味噌・醤油・香味油脂・ポークエキス・植物油・ねりごまなどが使用しています。

1食(96g)当たり441kcal。炭水化物は48.6gで食塩相当量は3.5g。

湯戻し時間は5分。湯切り後、3回水ですすいで水も切ります。水切りですが、このカップのタイプはなかなか切りにくいので、筆者はザルに移して湯切りをしてカップに戻しました。そちらの方が水がしっかり切れるので…

カップの中には液体たれとかやくが入っています。

完成品はこちら。坦々の香りはそこまで強くなく、胡麻の風味も弱いです。

麺は水で締めたことによって、コシがあり食べ応えがあります。しめることによって麺が縮小したことによって、量が少なく見えます。ちぢれはそれなりにありますが、赤いきつねより弱い印象。坦々の味わいはしますが、そこまで強くなく、胡麻も風味程度です。味噌・醤油の味わいがメインで辛さがほんの少しある程度といったところでしょうか。本格的、坦々を求めている人にとっては物足りないかもしれません。

チンゲン菜と味付け挽肉といった具材はそれなりに入っています。どちらかというとチンゲン菜がメインです。胡麻があってもよかった気がしますね。

全体的に印象が弱い味でした。麺は美味しかったです。

マルちゃん 冷しキムチそば

次に「冷しキムチそば」を紹介します。公式HPによると「味噌をベースにキムチの旨みを合わせ、にんにくや魚醤、ポークなどを利かせたキムチ味のスープ。」とのことです。

たれには味噌・植物油・キムチ調味液・香辛料・たんぱく加水分解物・砂糖・魚醤・ポークエキスなどが使用されています。

1食(84g)当たり359kcal。炭水化物は40.2gで食塩相当量は3.3g。

湯戻し時間は4分。3回水ですすいで水切りしますが、筆者はザルで水切りをしました。

カップの中には液体たれとかやくが入っています。

こちらが完成品。キムチのような香りはそれなりにしてきます。

キムチの辛さというよりか、酸味の方が目立つような味わいになっている「冷しキムチそば」。もう少し、キムチらしさが欲しかったところですが、そばの風味などのバランスを考えると丁度いいのかもしれません。恐らく、2~3割そばなのでそば風味は元々強くないですが…冷やしたことによって、コシは出ていますが、少し油っこいのが残念なところ。辛さは弱いですが「冷しこく担々うどん」よりは辛かったです。

白菜キムチとねぎが一緒に入っていますが、非常に量が少なく強調がいまいち。もう少し白菜キムチの量があってもよかった気がします。

今回は「冷しこく担々うどん」「冷しキムチそば」を食べましたが、両方ともインパクトが弱い味わいだと思いました。また、麺をしめることによってコシなどがでますが、油麺特有の油っぽさが少し気になりました。

ごちそうさまでした。

グルメライター

グルメライター。飲食チェーン店お持ち帰りメニュー年間100食以上食べ比べしている。話題のグルメからマニアックなグルメまで幅広く発信。地域スーパーやコンビニ、話題のショップなど雑多。複数メディアでグルメレポ発信中。

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