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サンポー新作!「一味ラーメン監修とんこつラーメン」を実食レビュー

相場一花グルメライター

あっさりしていながらコクのあるスープで有名な一味ラーメン。久留米市に本店をかまえる一味ラーメンは行列の絶えない名店として、地元ではラーメンの名店と言われています。

一味ラーメンの特徴と言えば濃厚なコクを感じられながら、あっさりとしていて最後まで飲みきれる豚骨スープです。ピリッと効いた薬味とストレートの細麺は癖になると言われています。

そんなラーメンをカップラーメンとして再現したのがサンポーです。2023年9月25日に新発売した「一味ラーメン監修とんこつラーメン」を実食。

公式HPによると「風味よく、後味にかけて旨みが効いたあっさりとしながらもコクのある豚骨スープ辛味と甘味を効かせた辛ダレがアクセント」と紹介されています。スープの原材料としてはポークエキス・香辛料・コチュジャン・食塩・醤油・豚脂・デキストリンなどが使用されています。

1食(112g)当たり514kcal。炭水化物は60.5gで食塩相当量は6.4g(めん・かやく1.8g、スープ4.6g)。

ビッグサイズの麺は湯戻し時間2分です。

麺の他に粉末スープ・調味ダレ・かやくが入っています。

完成品がこちら。見た目は一味ラーメンとだいぶ異なるような気がします…

スープはとんこつ風味であっさりしています。しかし、いかんせんコクがほとんど感じられません。コチュジャンの辛さはさほどなく、ピリッとくるかな?という程度。これぞインスタントの豚骨スープといった味わい。

麺は何故かちぢれがきつく、ストレート麺の一味ラーメンと大きく異なります。ラードで揚げた麺はサンポー麺はいつものサンポーカップ麺と代り映えはありませんでした。サンポーは棒麺では高いクオリティの麺を作っているのに、どうしてカップ麺だとここまで違う出来栄えになってしまうのか不思議。

具材は薄いチャーシューが入っていました。ネギも量が多くなく、おまけ程度としてみておいた方がよさそうです。

定価271円(税抜)のカップラーメンとしてはいまいちの味わいでした。特に麺はもう少し頑張ってほしいところです。ごちそうさまでした。

グルメライター

グルメライター。飲食チェーン店お持ち帰りメニュー年間100食以上食べ比べしている。話題のグルメからマニアックなグルメまで幅広く発信。地域スーパーやコンビニ、話題のショップなど雑多。複数メディアでグルメレポ発信中。

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