飯田商店出身の店主監修「Ramen FeeL 塩ラーメン」を実食レビュー
ラーメン業界最高権威である「TRY ラーメン大賞2021-22」において「新人大賞部門」を獲得したのが「Ramen FeeL」です。
飯田商店出身のご主人が作るラーメンは地鶏・鴨をベースとしたベースにホタテや昆布の出汁を加えたスープ、ツルツルとした自家製細麺が合わさったラーメンです。2021年に開店してからわずか2年で食べログ100名店にも連ねるほど、クオリティの高いラーメンとして評判のお店。
そんな「Ramen FeeL」をカップ麺で再現したのが、マルちゃんでお馴染みの東洋水産。実際にどんな味か購入してみました。
スープの原材料にはチキンエキス・鶏脂・砂糖・食塩・植物油・豚脂・魚介エキス・ポークエキス・たんぱく加水分解物・野菜エキス・酵母エキス・こんぶエキスが使用されています。
1食(93g)当たり423kcal。炭水化物は48.6gで食塩相当量は5.6g(めん・かやく1.4g、スープ4.2g)。
味付き豚肉・チキンダイス・ねぎといったかやくが麺と一緒に同封しています。湯戻し時間は3分です。
蓋の上には後入れ特製スープが張り付いています。
完成品はこちら。まさに端麗系と言える見た目です。
スープはあっさりしていながら鶏の出汁と昆布出汁が上手く合わさっています。あまり塩味は濃くありませんが、出汁で上手くまとめている印象です。すっきりとした味わいのスープは柚子の味も少しします。原材料に入っていないはずなので、不思議ですね。
加水率の低めの細麺はややちぢれていて、スープを美味く絡め取っています。スープを存分と吸い込んでいるため、食べ応えがありますが、やや麺が柔らかくなる傾向です。
カップ麺としてはチキンブロックはかなり多く入っているため、食べ応えがあります。
全体的にしっかり作ったカップ麺という印象でした。インスタントの塩ラーメンにありがちな化学調味料臭い香りは一切ありませんでしたね。結構本格的で美味しいです。ごちそうさまでした。