ありそうでなかった新作!マルちゃん「麺づくり 煮干し香る魚介醤油」を実食レビュー
マルちゃん麺づくりといえば、麺の作りをとことん追求したシリーズとして東洋水産の代表ともいえるインスタントラーメンです。1992年より販売開始しているので、20年間愛されてきたシリーズとして数多くのファンを獲得しています。
そんな麺づくりの新たな味として2023年10月23日より「麺づくり 煮干し香る魚介醤油」が新発売されました。実際にどんな味かレポートします。
スープは公式HPによると「ポークの旨みをベースに、煮干しを利かせた魚介醤油のスープ。」とのことです。原材料には「醤油・かつおエキス・植物油・煮干エキス・香味油脂・食塩・ポークエキス・こんぶエキス・豚脂」などが使用されています。
1食(94g)当たり318kcal。炭水化物は53.2gで食塩相当量は5.5g(麺・かやく2.4g、スープ3.1g)。
ノンフライ麵の湯戻し時間は5分。麺は公式HPによると「なめらかな口当たりとしなやかなコシをあわせ持ったノンフライ中細麺。」とのこと。
カップの中には液体スープ・粉末スープ・かやくが入っています。
スープの2種類は後入れです。
完成品はこちら。ほのかに煮干しの香りが漂ってきます。
あっさり風味のスープは煮干しの味は思ったよりも強くなく、豚骨がベースになっているような味わい。青森らーめんに近いような味わいですが、少しパンチが弱く、万人受けするように薄味にしたような印象です。
ちぢれがきつく、かなりコシの強いノンフライ麺です。プリプリしたような歯ごたえが特徴的で食べごたえは十分あります。麺自体は美味しいですが、スープがわりと薄味なのでもう少しスープを吸い込むような麺の方が合っていたような気がします。
具材はナルト・ねぎ・味付き挽肉が入っていました。挽肉は謎肉のような出来栄えでカップヌードルを思い出しますね。
全体的に薄味の印象の強いカップラーメンでした。筆者は149円(税抜)で購入していますので、非常に満足ですが、希望小売価格の236円(税抜)だとすると少し高いなと感じます。
ごちそうさまでした。