Yahoo!ニュース

「天下一品 赤んこってり味 京都濃厚鶏白湯」はあかん辛さ期間限定カップ麺を実食レビュー

相場一花グルメライター

天下一品といえばこってりとしたスープが特徴のラーメンです。根強いファンが多く、お店で食べられるだけでなくお土産やカップ麺としても販売しています。天下一品のカップ麺は筆者も食べたことありますが、お店の味とは異なるものの、それなりに美味しかった印象を持っています。

今回紹介する「サッポロ一番 名店の味 天下一品 赤んこってり味 京都濃厚鶏白湯」は天下一品のお店で販売している「赤んこってり」を再現したカップラーメンです。2023年12月11日に発売開始された同商品ですが、期間限定で売り出す模様。

お店では唐辛子、山椒、黒胡椒をブレンドした天下一品のオリジナル旨辛スパイス「赤ん粉」をドバっとかけているラーメンで結構辛いと言われています。再現したカップ麺が辛いのか気になります。

カップの中にはかやく・液体スープ・粉末スープ・特製スパイスが入っています。特製スパイスが「赤ん粉」。ちなみにお店の「赤ん粉」とは違うそうです。

スープの原材料には「チキン調味料、ポークエキス、鶏脂、しょうゆ、食塩、野菜ペースト、豚脂、調製ラード、砂糖、香辛料、調味油脂、しょうゆ調味料、チキンエキス、油脂加工品、ポテトパウダー、たん白加水分解物、鶏レバーパウダー、酵母エキス、ゼラチン、デキストリン、植物油脂」が使用されています。

1食(127g)当たり455kcal。炭水化物は63.5gで食塩相当量は8.3g(めん・かやく2.8g、スープ5.5g)。

ノンフライ麺の湯戻し時間は4分。極力ウェーブをつけない麺だそうです。

完成品はこちら。「赤ん粉」風のスパイスがかなり少なめ。

山椒と唐辛子が結構効いているスパイスですが、そもそもスパイスの量が少ないのでスープ全体に混ぜるとあまり辛くありません。1辛レベルの辛さですかね。じわじわ辛さは伝わりますが、お店のような辛さを期待している人にとっては肩透かしを食らうとは思います。スープはドロッとはしていますが、天下一品のようなコクはあまりなく、塩気の強いドロッとしたスープといった味わいです。これはこれで十分おいしいですけどね…

麺は通常の天下一品カップ麺と同じ。お店の麺とは大きく異なり、舌触りやコシなども別物ですが、これはこれであり。程よく縮れていて、加水率が低めの構成はスープとよく絡んでいいですね。

具材は一般的なチャーシューとねぎ。量も多くなく、あくまでもおまけです。

カップ麺としては美味しいですが、お店の赤んこってりを想像している人にとってはがっかりしてしまうかもしれません。もう少しスパイスは多くてもよかった気がします。ごちそうさまでした。

グルメライター

グルメライター。飲食チェーン店お持ち帰りメニュー年間100食以上食べ比べしている。話題のグルメからマニアックなグルメまで幅広く発信。地域スーパーやコンビニ、話題のショップなど雑多。複数メディアでグルメレポ発信中。

相場一花の最近の記事