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リニューアルした「純連 札幌濃厚みそ」を実食レビュー!味はさらに進化したのか?

相場一花グルメライター

純連といえば札幌味噌ラーメンの老舗として全国規模で有名なお店です。「純連」ときくと「すみれ」を思い浮かべる人が多いとは思いますが、長男が「純連」三男が「純連(すみれ)」と二系統にわかれています。2018年からは長男のお店が「純連」。三男のお店が「すみれ」と統一されています。そのためカップ麺でも「純連」と「すみれ」は明確に分かれているのが特徴です。

今回紹介するのは2023年9月25日にリニューアルされた「名店の味 純連 札幌濃厚みそ」

2017年より発売されている老舗ともいえるカップ麺ですが、炒め野菜の風味をさらにアップさせてリニューアルされたとのことです。どんな味か気になったので購入してみました。

スープの原材料には味噌・糖類・調味油脂・植物油脂・豚脂・ポークエキス・食塩・ポーク調味料・香辛料・オニオンペースト・ごま・酵母エキス・粉末ソースなどが使われています。

1食(147g)当たり568kcal。炭水化物は74gで食塩相当量は8.8g(めん・かやく2.4g、スープ6.4g)。食塩相当量が高い…

ノンフライめんの湯戻し時間は5分。カップの中には後入れ液体スープ・後入れ粉末スープ・調味油・かやく。

完成品はこちら。香ばしい炒め野菜の風味が凄いですね。

スープですが炒め野菜の香りがものすごいのが特徴です。味噌の味はそこまで強くなく、豚系の脂が全体を包んでいるような印象でした。炒め野菜とともに香辛料も結構効いていて、わりと刺激的な味噌スープです。塩分が高いためか、少ししょっぱいのが気になりました。

麺はとにかくコシが効いて刺激的なスープに負けていません。ただし、モチモチとした食感はあまりなく、つるっと食べられるため食べ応えはいまいちでした。もう少しプリッとした食感が欲しかったですね。

豚&鶏のそぼろ、メンマ、ネギといった具材は入っていますが、そぼろがとにかく目立ちません。メンマとネギばかり目立ちます。具材に関してはついでといったところでしょう。

全体的に刺激的な味でしたが、これはこれで悪くないスープでした。炒め野菜の風味はリニューアル前よりも強くなっていて、お店の味に近づけようと努力した跡がうかがえます。ただ、スープが強いためか麺の弱さが気になりました。麺についてはもう少し生麺っぽい食感が欲しかったですね。ごちそうさまでした。

グルメライター

グルメライター。飲食チェーン店お持ち帰りメニュー年間100食以上食べ比べしている。話題のグルメからマニアックなグルメまで幅広く発信。地域スーパーやコンビニ、話題のショップなど雑多。複数メディアでグルメレポ発信中。

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