最近、二郎系カップラーメンが数多く発売されています。そのなかでも、話題になっているのが「夢を語れ」です。西日本から広まった「夢を語れ」シリーズといえば、極太麺と脂多めのスープです。でかいチャーシューも上にのっていて、ラーメンとは思えないほど具材が充実しています。

そんな「夢を語れ」が監修したカップ麺が東洋水産より2024年3月18日に新発売されいました。公式HPによると「なめらかな口当たりと透明感のある幅広の太い麺に、豚の旨みにニンニクをがっつりと利かせた、濃厚な醤油味のスープがマッチします。具材には、シャッキリ食感のもやしをメインに、味付豚肉とキャベツを加えています。」とのことです。実際にどんな味が購入。

スープの原材料には「しょうゆ・ポークエキス・豚脂・植物油・香辛料・砂糖・食塩・デキストリン・酵母エキス・チキンエキス・粉末野菜」などが使用されています。

1食（155g）当たり420kcal。たんぱく質12.1g・脂質11.6g・炭水化物66.7g・食塩相当量7.4g（めん・かやく2.5g・スープ4.9g）。

カップの中には液体スープ・後入れ粉末スープ・かやく・もやしです。

湯戻し時間は5分です。

完成品はこちら。にんにく臭いですね。

スープはニンニク臭いだけでびっくりするくらい脂はありません。植物油が少々？夢を語れは筆者は食べたことありませんが、過去食べた二郎系と比べてみても、驚くほどパンチが効いていないスープ。不味くはないですが、二郎系とはとてもいえない内容にがっかりしました。

「透明感や弾力のある食感が特長の幅広で太いノンフライ麺」が特徴らしいですが、弾力や透明感はいまいち。というよりモチモチ感やごわごわした食べ応えを、全く再現する気がない時点で二郎系とは語れない麺です。麺の出来栄えとしては悪くないですが、二郎系の麺としては最低と言えるほどの再現度でした。

スープと麺が残念でしたが、もやし調理品はそれなりの量が入っています。

シャキシャキかと問われるとふにゃふにゃなので、これだったら乾燥もやしを倍以上用意してくれた方がありがたかったかも？こちらもいまいちですね。

全体的に万人受けするような味になっています。しかし、再現度としてはかなり低く、夢を語れを期待しているユーザーからすると肩透かしを食らうことは間違いないかと思われます。1個当たり355円（税抜）とそこそこのお値段なので、もう少し頑張ってほしかったです。ごちそうさまでした。