食品ロスを防ぐ冷蔵庫管理、5つの方法
冷蔵庫の使い方を見直せば、食費節約になり、ダブル買いや賞味期限切れを防ぐことができます。
スーパーへ行くと、特売品やお買い得品が並んでおり、ついつい買い過ぎてしまうことがありますよね。
買い物後、とりあえず冷蔵庫へ食材を詰め込んでいませんか?
そしてある時、ダブル買いや賞味期限切れを発見したり。
今回は、食品ロスを防ぐ効率的な冷蔵庫の管理方法を5つお伝えいたします。
①ムダの洗い出しをする。
ムダ買いを防ぐには、冷蔵庫内でムダにしてしまったものを知る必要があります。
冷蔵庫内の食材を、すべて取り出してみましょう。
1箇所ずつでOKです。各エリアごとに冷蔵室、冷凍室、野菜室など順番に…。
その中で、賞味期限切れのもの、腐ってしまった野菜、口に合わずそのまま放置してしまった食材などを確認します。
ダメにしてしまった食材を見直すことで、自分が食品ロスにしやすい食材の傾向がわかります。
②冷蔵庫の食材の定位置を決める。
毎回買う決まった食材はありますか?
例えば、納豆や、ヨーグルトなど。
こうした日常的にストックしておく食材の場所を、最初から場所を確保しておくことが有効です。
また、食材をグルーピングしてボックスへ収納する方法もおすすめです。
「朝ごはん」によく使う食材ボックス、ざっくりおかずになる食材をまとめておく「その他食材」ボックスなど、我が家では置いていますよ。
③買い出しする食材の定量を決めておく。
(1)ボックスで食材を置く場所を決めたら、そこに入る分だけ購入します。
場所を決めておくことで、そろそろストックが切れるなと気づきやすくなります。
(2)ドリンク類は、我が家では一番上の棚に置いています。
この棚のドリンク類が少なくなれば、その分だけ補充して購入してます。
このように、ある空間を定位置にすることもおすすめです。
【買い物前】
【買い物後】
(3)肉、魚類などメインとなる食材の保存に使っている”薄型シール容器”。
我が家では、1週間のメイン食材を5〜7つ買っています。
1〜2日以内に使うものは、パックのまま冷蔵庫のチルド室へ入れます。
その他の食材は新鮮なうちに冷凍保存。
冷凍保存用の薄型シール容器は5個あり、「この容器の個数分だけ!」と買う量を決めています。
④ひとめでわかるようラベリングする。
冷蔵庫を開いたときに、ひとめでパッと分かるようにしておくと調理がスムーズです。
使い忘れも防ぐことができます。
そのためにおすすめなのが、ラベリング収納です。
”文字”なので視覚的に捉えやすく、整然とした印象があり、スッキリした収納になります。
⑤買う食材をパターン化しておく。
各家庭でいつも買うお決まり食材があると思います。
それを一度書き出しておくと、買い物がスムーズにいきます。
必要なものだけ買い足すよう意識することで、ムダを減らすことに繋がります。
参考までに以下が「我が家のお決まり食材」です。
・飲み物類(牛乳、トマトジュースなど)5本くらい。
・納豆や豆腐など大豆製品(納豆は2パック、豆腐は1パック)
・卵 2パック
・乳製品(ヨーグルト2種類、チーズなどもプラス)
・メイン食材(肉・魚類 5〜7種類)
・野菜類(玉ねぎ1ネット、その他お買い得野菜)
・果物類 1〜2種類
・きのこ類(2〜3種類を冷凍きのこミックスにしています)
・パン、米など主食
・お弁当食材(ウィンナー、かまぼこなど)
・ストック切れの調味料(あれば)
☆余裕がある時に
そしてここからは余裕がある時に、下ごしらえしておくことをおすすめします。
・野菜はまとめて洗っておく。
・野菜の下処理をしたり、長持ちする方法で保存しておく。
・肉・魚は切り分けたり、下味冷凍しておく。
ちょっとしたひと手間で、食事作りが楽になりますよ。
いかがでしたでしょうか?
食品ロスを防ぐことで節約になり、食材を定量・定位置化することでスマートに買い出しができる。
冷蔵庫収納を改めることで、食費管理のラクになります。
①ムダの洗い出しをする。
②冷蔵庫の食材の定位置を決める。
③買い出しする食材の定量を決めておく。
④ひとめでわかるようラベリングする。
⑤買う食材をパターン化しておく。
以上、「食品ロスを防ぐ冷蔵庫管理、5つの方法」でした。
youtubeチャンネルにて、「まとめ買い後の下処理」動画を発信しております。
実際にわたしが普段している食材の収納だったり、野菜の保存方法などの動画です。
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