トイレの臭いが気になる…

お掃除スペシャリスト（クリンネスト1級）のaidogです。

掃除しているのに、なぜか臭いが気になる…。
そんなトイレの悩みはありませんか？

トイレには尿の飛び散り、水垢、尿石、黄ばみ、黒ずみ、ほこりなど、さまざまな汚れが存在します。

尿による汚れは放っておくと、蓄積・増殖し、嫌な臭いを発生させる原因となってしまいます。

今回は”消臭効果のあるオキシクリーンを使った掃除方法”をご紹介します。

オキシクリーンとは？

今回お掃除に使う洗剤は、洗濯や掃除までマルチに活躍するオキシクリーンです。

オキシクリーンは酸素系漂白剤。
除菌や消臭効果のある洗剤です。

オキシクリーンを溶かしたお湯を使った拭き掃除（オキシ拭き）から、気になる部分に溶液を貼り付けてパックする方法（オキシパック）などいろんな使い方ができます。

それでは具体的な手順をご紹介します。

手順1　濃い目のオキシクリーン溶液を作る

60度のお湯4リットルに、付属スプーン2杯をバケツに入れ、濃い目のオキシクリーン溶液を作ります。

溶け残りがないよう、しっかりかき混ぜてくださいね。

手順2　クロスを2枚を用意する

クロスを2枚用意します。
一つはオキシ溶液に浸したもの、もうひとつはオキシクリーンを拭き取るための水拭き用です。

手順3　オキシ拭きをする

まずは、オキシクリーン溶液に浸して絞ったクロスで拭いていきます（オキシ拭き）。
タンク、便座のフタ、便座、便器の下側と上から順に拭きます。

手順4　水拭きをする

次に同じ手順で、オキシ拭きしたところを水拭きしていきます。

手順5　隙間の汚れはヘラを使う

見逃しがちな隙間の汚れには、ヘラを使って拭き取ります。

ヘラにクロスを挟み、拭き取ります。

特に便座周りの隙間は尿の汚れがたまりがちなので、臭いの原因である可能性が高いです。
しっかり拭き取りましょう。

手順6　壁、床を拭く

男性に多いのが、壁や床への尿の飛び散り。
ここも臭いが発生してしまう原因に。

オキシ拭きをして、しっかり拭き取りましょう。

手順7　トイレのふち裏をオキシパックする

トイレのふち裏をこすり洗いしているのに、こすってもなかなか取りきれない黒ずみ汚れはありませんか？

このふち裏には、オキシクリーン溶液に浸したキッチンペーパーを貼り付けてパックしましょう。

トイレットペーパーで貼り付ける方法もありますが、”ペーパー自体が溶けやすい”という点と”トイレに詰まりやすい”点からあまりおすすめはしません。

キッチンペーパーだと貼り付けやすいです。

また、便器自体に直接触れるため、衛生面の点から使い捨て手袋の使用をおすすめします。

手順8　トイレ内部をオキシ漬けする

ふち裏すべてに貼り付けたら、残ったオキシクリーン溶液をトイレへ流し、内部をオキシ漬けします。

オキシクリーンの効果が持続するのは、最大6時間までです。
長時間のため、寝る前や外出前に行うといいかもしれませんね。

手順9　拭いて流して、お掃除完了

貼り付けておいたキッチンペーパーを取り除きます。
ポリ袋に手を入れ、その状態でペーパーを取り除けば手が汚れませんよ。

最後に、トイレシートを使ってパックしていたふち周りを拭き取り、一緒に流せばお掃除完了です。

オキシクリーンの消臭効果で気持ちのいいトイレ空間に

オキシクリーン溶液で拭き掃除、キッチンペーパーで貼り付けるオキシパック、そしてトイレ内部をそのままオキシ漬けする掃除方法はいかがでしたか？

オキシクリーンは汚れはもちろん、消臭・除菌効果のある洗剤です。
トイレのしつこい汚れも臭いもスッキリ落とすことができます。

今回のオキシクリーンを使ったトイレの掃除方法の動画がありますので、よかったら参考にしてみてくださいね。