トイレの見落としがちな掃除場所とは？

お掃除スペシャリスト（クリンネスト1級）を資格を持ち、家事をテーマにYouTube投稿している、主婦のaidogです。

トイレをこまめに掃除しているのに、なぜか臭いが残ってしまうことはありませんか？

トイレの便座はトイレシートで拭いているし、便器内もちゃんとこすって掃除しているはず。一体どこに見落とし場所があるのか疑問に思いますよね。

実は、トイレ掃除によくある「見落としがちな場所」があるんです。今回は、トイレの臭いが気になったらチェックしたい3つのポイントをご紹介します。

臭いが気になったら、ここをチェック

【チェックポイント1：便座のスキマの汚れ】

トイレの便座や便座裏はトイレシートを使ってよく拭くけれど、意外と忘れがちな場所はそのスキマです。便座のスキマには蓄積した汚れがあったりします。

この蓄積した汚れを落とすために、以下の手順で洗浄します。

まず、便座にトイレットペーパーを巻きつけ、クエン酸水をスプレーします。

しばらく放置した後、ペーパーごと拭き取れば汚れがしっかりと落ちます。蓄積した汚れは頑固な場合もありますが、洗剤を浸透させてから落とすと効果的です。

【チェックポイント2：脱臭フィルター】

こんなところにフィルターがあったの？と驚かれる方もいるかもしれません。実は、脱臭機能がついたトイレにはフィルターがあります。汚れだけでなく、ホコリもびっしりとたまっていたりします。

脱臭フィルターをキレイにするためには、以下の手順で行います。

まず、中性洗剤（例：ウタマロクリーナー）と歯ブラシを使って、優しく擦り洗いをします。汚れやホコリを丁寧に取り除きましょう。

脱臭フィルターを定期的にお掃除することで、脱臭機能がより効果的に働きます。

【チェックポイント3：目には見えない壁や床の尿の飛び散り汚れ】

目には見えないけれど、実は壁や床には尿の飛び散り汚れが付着しています。放置しているとそこから臭いが発生します。

尿が飛び散りやすい便座横の壁や床をきれいにするために、以下の手順を実践しましょう。

まず、ドライシートをフロアワイパーに取り付け、クエン酸水をスプレーします。

それを使って壁や床を丁寧に拭きます。尿の汚れは成分がアルカリ性のものですので、酸性洗剤のクエン酸が効果的です。フロアワイパーに取り付けてクエン酸水でさっと拭くだけで、臭いが激減してくるはずですよ。

目には見えないけれど、ここを掃除すれば臭いの除去効果アップ！

普段は目に見えない場所でも、この３つのポイントを定期的にお掃除することでトイレの臭いの原因が減少するはずです。便座や便器は汚れが目立ちますが、今回ご紹介した忘れがちなポイントもぜひお掃除してみてください。これによって快適なトイレ環境が実現できますよ。

▼詳しい手順についてはこちらの動画を参考にしてみてくださいね！

文/画像：aidog / ハウスキーピング協会認定　お掃除スペシャリスト（クリンネスト1級取得）主婦YouTuber