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ヤマハの原付二種スクーターの稼ぎ頭は・・・まさかのあの車両!

相京雅行下町のバイクパーツメーカー/ディレクター

移動手段として人気の原付二種スクーター。コロナの影響もあって、人気に拍車がかかっているようです。

ヤマハには魅力的な原付二種スクーター各種そろっていますが、広報担当者に「最近売れてる原付二種スクーターってなんですか?」と質問してみました。

なんだと思いますか?筆者は二輪ジャーナリスト。この業界に10年いますし、質問の回答はある程度予想していました。

予想1:シグナスX

原付二種スクーター人気に火が付き始めたころ、二台の車種が中心になっていました。スズキのアドレスV125とヤマハのシグナスXです。

シグナスXのエンジンポテンシャルは高く、カスタム勢にも人気。スクーターレースで使われる車種としても人気でカスタムパーツも数多くリリースされていました。

原付二種ブームを盛り上げてきたといえる一台。ヤマハの原付二種と言ったらこれでしょ。

予想2:NMAX

アドレスV125とシグナスXが人気を二分しており、原付二種スクータージャンルでは出遅れたホンダ。

ですがバイク業界の王者ホンダは、巻き返しを図るために規格外の装備と性能をもつ原付二種スクーターPCXをリリースしました。

圧倒的な人気となり町で見ない日がないほどの人気となったPCX。その対抗馬としてヤマハがリリースしたのがNMAXです(あくまで筆者の予想です)

PCX同様に次世代の高出力・高効率エンジンを搭載し、豪華装備を採用したNMAXは、もはやヤマハの原付二種スクーターの看板!やっぱりこれっしょ!

答えは意外に・・・

予想は見事に外れ・・・アクシスZでした。。

いや、、、うそでしょ?アクシスシリーズは以前から存在しており、前モデルのアクシストリートは価格も安く一定の人気はありました。

ですが、シグナスやNMAXに比べると影が薄く、販売台数も伸びていない印象でした。

それがヤマハ担当者によれば「現在の稼ぎ頭です」とのこと。

「シグナスやNMAXの入荷が遅れているから、在庫があるアクシスZに人気が集中ってことですか?」とも聞いてみたのですが、そうではない。とのことでした。

動画では魅力を探っています

下町のバイクパーツメーカー/ディレクター

下町の小さいバイクパーツメーカーで番頭を務めています。面白い事には大抵首を突っ込みます。ワークマンでアンバサダーをやっていたり、オールアバウトでバイクガイドを担当していたりします。

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