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ストリートファイターとネイキッドの狭間 乗って気が付いたホンダ CB1000Rの異質

相京雅行下町のバイクパーツメーカー/ディレクター

筆者は今年41歳になります。

高校生の頃に流行っていたバイクは、いわゆるネイキッド系でした。ゼファーχやCB400SF、XJR400などで、初めて購入したバイクもCB400SFでした。

僕の想像するネイキッドバイクはカウル類がついておらず、エンジンがむき出し、足つき性が良好なバイクです。僕の好みですが・・・できればヘッドライトは丸目一灯で。

ホンダのCB●●Rシリーズ(●●の部分には排気量が入る)はネオスポーツカフェコンセプトで開発された新しいCBです。

モノショックではありますが、丸目一灯でカウル類がついておらず、エンジンがむき出しです。

ただ近年のネイキッドは、いわゆる昔ながらの・・・という感じではなく特性はスーパースポーツに近くなりました。

ネイキッドという名称ではなく、ストリートファイターと呼ばれることも増えてきました。

CB1000Rの乗り心地はオンリーワンだと思う

サスペンションって硬い方がスポーティーだと思いませんか?実際サーキットなどが主戦場のスーパースポーツバイクってガチガチだったりします。

前述したストリートファイターの定義は諸説ありますが、スーパースポーツバイクのカウルを剥いでバーハンドルをつけたものと言われています。

そのためストリートファイター系の足回りは硬めにセッティングされていることが多く、乗り心地は比較的ハードです。

ですがCB1000Rは乗り心地が素晴らしく、今まで試乗したバイクでいえばCB1300SFやハヤブサなどのツアラーの毛色が強いバイクに近い印象です。

超一級品の走行性能をもちながらも、極上の乗り心地を兼ね備えたオンリーワンのバイクといえるでしょう。

動画ではCB1000Rを細かく分析しています

下町のバイクパーツメーカー/ディレクター

下町の小さいバイクパーツメーカーで番頭を務めています。面白い事には大抵首を突っ込みます。ワークマンでアンバサダーをやっていたり、オールアバウトでバイクガイドを担当していたりします。

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