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人気の150ccスクーターで一番高速道路で余裕があるのはこれだ!

相京雅行下町のバイクパーツメーカー/ディレクター

2012年にホンダからPCX150が発売されました。

当時からライターの仕事をしていましたが、125ccでも250ccでもなく、中途半端な排気量のスクーターは売れないだろ?誰もがそう思っていました。

ですが二輪車新聞の発表によれば、翌年2013年のPCX150の販売代位数は5827台と大ヒットになりました。

ホンダが販売計画台数を年間2000台に設定していたことからも、予想外のヒットだったことがわかります。

翌年にはヤマハが150ccクラスにマジェスティSを投入。10月リリースにもかかわらず2013年の販売台数は2187台とこちらも大ヒットとなりました。

以降150ccクラスは人気カテゴリとして認知され、様々な車種が追加されました。

メリットとしては125ccクラスの車体サイズで気軽に運転できることや、排気量的には高速道路も走れちゃうことがあげられます。

数ある150ccクラスのスクーター中で一番余裕があるのは?

車体サイズが125ccなので、高速道路が走れるといっても「超余裕」とはなりません。最高速度も100km/h~120km/hの間といったところ。

80km/h巡行での安定感、加えて一時的に100km/hぐらいまで加速して追い抜きする際にパワー的に一番ストレスを感じないのはマジェスティSです。

PCX150はモデルチェンジして排気量がアップ!PCX160に。ヤマハの同じカテゴリには次世代型エンジンのブルーコアを搭載したNMAX155がラインナップされますが、

それでもやっぱり現行車両の中ではマジェスティSが一番パワフルに感じました。

ただマジェスティSはABSもコンビブレーキも採用されていないので、現在のまま販売され続けることはないはず。

シグナスXにも次世代型エンジンのブルーコアが採用されたことから、パワフルで楽しいこのエンジンがこのまま使われる可能性は低いかもしれません。

動画では下道、高速道路、使い勝手などインプレッションしています

下町のバイクパーツメーカー/ディレクター

下町の小さいバイクパーツメーカーで番頭を務めています。面白い事には大抵首を突っ込みます。ワークマンでアンバサダーをやっていたり、オールアバウトでバイクガイドを担当していたりします。

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