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カビの生えた革ジャンを復活させる唯一の方法は専門店で水洗いしてもらうこと

相京雅行下町のバイクパーツメーカー/ディレクター

カビってやつはどこにでも生える。クローゼットにかけておいた衣服にカビが生えてしまってガッカリしたことはありませんか?カビには根があるので表面についたものを取り除くだけでは除去することにはなりません。洗濯できるものは洗うことで多くを除くことは可能ですが、再発するリスクはゼロではありません。

カビが革ジャンに生えてしまうと大変です。革は基本的に水分に弱いから。表面のカビだけ取り除いても解決にならないのは前述したとおり。ではどうすればいいのかといえば、水洗いするしかありません。最近ではインターネット等で革のクリーニング店が販売する革用の洗剤が販売されています。

こういった製品を使って、革内部まで浸透してしまっているカビの根を可能な限り取り除くのが唯一の方法となります。ですが問題となるのは洗剤自体は革に対しての攻撃性がなかったとしても、オイルアップやアイロン、干し方などをしくじれば致命的なダメージを受けかねないことです。

革の職人に言わせればメンテナンスする場合には、状況を見ながら、干し方やオイルアップする際の油の種類などを変えなければならないのだという。自分の革ジャンしか見てないのに、客観的に状況を判断するのは無理ゲーすぎる。

革ジャンにカビが生えてしまったら、とりあえず表面のカビを取り除き、においが残っていたり、簡単に再発するようであれば、無理やり自分でなんとかしようとせずに、革クリーニング専門店に頼んだ方が無難だろう。

動画では専門店がカビを除去する9つのステップを紹介しています。

下町のバイクパーツメーカー/ディレクター

下町の小さいバイクパーツメーカーで番頭を務めています。面白い事には大抵首を突っ込みます。ワークマンでアンバサダーをやっていたり、オールアバウトでバイクガイドを担当していたりします。

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