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2022年2月1日発売!LS2の新作ヘルメットが規格外すぎた2つの理由

相京雅行下町のバイクパーツメーカー/ディレクター

あなたがヘルメットを選ぶ際に重視している点はなんでしょうか?

インカムのつけやすさ?インナーバイザーの有無?静粛性能?それとも空力でしょうか?これら全てヘルメットの基本的な性能であり、重視すべきポイントではあります。

では僕が重視している点はといえば、実はこの中にない軽量と帽体のコンパクトさで選んでいます。なぜこの二点なのかというと・・・

背が小さいので帽体が大きいとマッチ棒みたいになって恰好が付かない

僕は41歳ですが、平均身長は171cmなんだとか。僕の身長は164cm。なんてこった。7cmも低いのですよ。

ちびっこがでっかいヘルメットを被っているところを想像してみてください。なんだかコミカルなイメージじゃないですか?おっさんだってかっこつけたい!

デスクワーク×バイクの仕事で首と肩の凝りがやばい!

今は少し改善しましたが、少し前までバイク通勤+バイクの仕事+デスクワークで肩と首は崩壊寸前に。。。毎週末接骨院に行くような状態に。。。少なくとも1日2時間以上はヘルメットを被る生活をしていたので、負担を考えると軽い方が良いのです。

レーシングフルフェイスヘルメットは帽体が大きく重いのが一般的

僕はもともとレースなどに興味があるわけじゃないですが、レースなどで使うヘルメットは帽体が大きいのが一般的。なぜかと問われれば空力を上げるためにエアロパーツを装着しているからです。

レースを走る車を想像してみください。リアスポイラーが付いていたり、カナードがついていたりしますよね?あれも空力を上げるため。エアロパーツをつければパーツ点数が増えるわけですから重量は重くなります。

LS2のTHUNDER C GPは軽量でコンパクト

2022年2月1日にバルセロナのヘルメットメーカー、LS2から新しいヘルメットが日本市場に向けて発売されます。同時に3つのヘルメットがリリースされるのですが、一つはレーシングフルフェイスヘルメット。

商品名はTHUNDER C GP。この商品は前述したレーシングフルフェイスヘルメットのセオリーを覆す製品なのです。実測してみたところ重さが1396g。筆者が軽量とコンパクトに拘って購入したSHOEIのZ-8と同じぐらいという衝撃の結果になりました。

軽さの理由は帽体の素材に軽量で剛性に優れたカーボンを採用していること。そしてレーシングフルフェイスヘルメットにしてはエアロが控えめなデザインであることなどがあげられます。

僕と同じような理由でレーシングフルフェイスヘルメットはないわ~と思っていた人はLS2の新作ヘルメットを検討してみてもいいかもしれません。

動画では付属品やディテール、実際に走行した感想などをお伝えしていますが、付属品はなんと1万円以上の価値があります。LS2恐るべし。。。

下町のバイクパーツメーカー/ディレクター

下町の小さいバイクパーツメーカーで番頭を務めています。面白い事には大抵首を突っ込みます。ワークマンでアンバサダーをやっていたり、オールアバウトでバイクガイドを担当していたりします。

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