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植木屋じゃないよ会津の日本酒・地酒販売 オリジナルの逆さラベルの日本酒あり【会津若松市】植木屋商店

あいづ くらし地域情報発信ライター(会津若松市・会津美里町)

飲食、観光、会津ぶらぶら。朝寝、朝湯が大好きな あいづ くらし、です。
(庄助さんばりのダメ人間みたいな自己紹介ですが、そこはご笑覧)

やまよ 植木屋商店(うえきやしょうてん)

会津若松市でも歴史のある「植木屋」商店。
定かではないとされながらも、創業は元禄7年(1694)や文化2年(1805)などと伝わるようです。
看板の「植木屋」の上にある記号は、当主が代々襲名する「與平(ヨヘイ)」の「ヨ」をとり「やまよ」。
「植木屋」も「やまよ」も「植木屋」を指す屋号。
屋号は区別することが目的なので、「植木屋」が他にあっても「やまよの植木屋」で間違いなく(子供でも丁稚でも)お使いができるというものです。

「植木屋」ですが、タイトルからわかる通り、酒屋です。

酒の陳列棚

写真奥が店の入り口。
両脇に商品が陳列されてますが、片方は冷蔵棚。

いろいろと品揃えはありますが、中には「植木屋」でしか取り扱いのない商品もあるわけです(少し誇張。探せば、他にも扱っている店はあるでしょう)。

料理酒 蔵の素 大和川酒造

少し(だいぶ)、お高いのですが、蔵の素(くらのもと)の1升瓶を定期的に買ってます。
料理酒ですから、定期的に必ずなくなる。
レシピとかで、料理酒 200ccとか書いてあると「ヒーーーー」と思う。

大和川酒造は、弥右衛門で有名。

逆さ弥右衛門 植木屋オリジナルラベル

以前に「植木屋」へ伺った時、弥右衛門の試飲をされてました。
「逆さ弥右衛門」とは、

ラベルが逆なんです。
これは「植木屋」オリジナルラベル。
植木屋では、instagramでよく酒を紹介していますが、瓶を逆さにすることが多く、逆さにしても銘柄がきちんと読めるようにという話から生まれたラベルです。

逆さ弥右衛門も買いました。
弥右衛門は甘口からいろいろありますが、どれも冷やして飲むとすごく美味しい。
キリっとしながらもまろやかさがあって豊かな日本酒です。
逆さ弥右衛門は、甘さは程々で、飲み口のいい、かなり好みの酒でした。

夏酒 お勧め 吟醸酒 會州一(会州一、かいしゅういち) 山口 を買う

日本酒は沢山ありますから店の人に聞くのが一番です。
「どれが美味しいですか」
では、「店にあるのは、どれも美味しい」
になってしまいますので、自分の好みや、今まで飲んで好きだった銘柄や、少し具体的に尋ねると、店の人がその先を引き出してくれます。

今回は、「夏酒」で、「風呂上がりにスッキリ飲みたい」という事で何点かお勧めもらいました。
今回は、山口の會州一(かいしゅういち)を購入。   

その後、温泉へ行きまして、風呂上がりにいただきました。
蔵元は、山口。
全国新酒鑑評会の2022酒造年度(2022年7月~2023年6月)で金賞をもらってます。
福島県は都道府県別の金賞受賞銘柄数で9年連続トップで、10連覇のかかっていた年でしたが、金賞受賞14銘柄で、全国5位。
今年の会津の米は、硬くて溶けない、米の糖分がアルコールに変わるので米が溶けないと度数が上がらない、そんな難しい年であったと聞きます。
10年連続にならなかったのは残念ですが、金賞受賞にならなかった蔵元の方がもっと悔しいことでしょう。
10年連続こそ成りませんでしたが、会津(福島)の酒は旨い。と胸を張って言えるのは嬉しい事です。

植木屋商店 駐車場

店舗の右側に道路のように見えるのは駐車場。
奥の方は、他の店の駐車スペースもありますが、少し広いです。
いつもは、奥まで入ってUターンして、空いているところに停める感じ。

【植木屋商店】
住所:〒965-0035 福島県会津若松市馬場町1番35号
TEL・FAX 0242-22-0215
受付時間 AM9:30~PM7:30
定休日 日曜日
公式ホープページ
植木屋商店インスタグラム
植木屋商店ツイッター
地図、ナビ用リンク (行き方/アクセス)

会津の地酒は種類も味も豊富なので、いつも迷ってしまいますが、会津の酒販店は、聞けばアドバイスをしてくれるので、買い求めやすいです。

* 本記事はライター「あいづ くらし」の主観に基づいています。
本内容に対しまして、yahoo及び店へお問い合わせはご遠慮ください。

地域情報発信ライター(会津若松市・会津美里町)

福島県 会津地方をブラブラして紹介するサイト「会津暮らし」を運営。縁があって、Yahoo!ニュース エキスパートの地域クリエイター(担当:会津若松市・会津美里町)になりました。

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