鎌ケ谷市粟野の海上自衛隊下総基地近くに、壁のブルーが鮮やかなパン屋さん天然酵母パン工房ホルンさんがあります。パンを買いに行って、お話を聞かせて頂きました。

パン工房ホルンさんは、松戸稔台で約40年前に産声を上げました。柏、沼南、鎌ケ谷と独立されてお店を出されていた方たちが、再集結し鎌ケ谷で2000年より営業されています。

店内には130～140種類のパンが並びます。撮影に伺ったのは14時頃だったので、もうパンがそんなに並んでいませんということだったのですが、天然酵母を使った食パンも玄米を使ったものや全粒粉を使ったものが並びます。1斤では多い方向けに半分の量も用意されています。

お子さんの好きなコーンたっぷりのコーンマヨネーズ、お野菜が食べられるレンコンやオニオンの入ったパンもあります。写真右寄りの大きなくの字の形のいちじくのパンは、14時台で焼き立てだったのを、私が2個買い、1個しか映っていません。ドライフルーツのパンが好きなので、たっぷり入ったイチジクとクリームチーズがとても美味しかったです。

店内中央のちょっと高めの位置にお帽子をかぶったガイコツパンが飾られていました。なんでもアメリカ帰りの鍼灸院の先生から「この型でパンを」というオーダーを受け、焼き始めたところ、SNSで人気となり、型が１個しかないので、1日1個限定で焼いているそうですが、頑張って2個目を焼かれる時もあるそうです。お味はお食事に合うハード系のパンだそうです。

色の出方がそれぞれ違うバグルブレッドも並びます。「バグる」はゲームやパソコンの動作が不安定になる意味で使われる言葉です。パンの見た目はびっくりですが、味は普通のパンというギャップにちょっとバグる感覚を楽しめるそうです。

撮影に伺った日は、Youtubeで活躍されている鎌ケ谷姉妹さんもお見えになっていました。鮮やかな真っ赤なドレスが似合うお二人が出演されるレインボーFMのラジオ番組「鎌ケ谷姉妹がレッツらゴー」にパン工房ホルンのパンブラザーズ飯野ご兄弟もサブパーソナリティで出演されるそうです。楽しいお話が聞けそうですね。

パンを焼かれているご兄弟です。お店の向かい側に咲く満開の桜の前でお写真撮らせて頂きました。撮影へのご協力ありがとうございました。ガイコツパンなどの楽しいパンは、現在の社長さんが40年真面目にパン作りに取り組んできたからこそ、その道を追って真面目にパンに取り組む傍らふざけたパンもできるのかなと話して頂きました。撮影中もお店に来られたお客様が皆さん、お声をかけていかれる姿が印象的でした。お店のインスタグラムでもいろいろなイベントを紹介されているので、これからもますます楽しみですね。

天然酵母パン工房　ホルン
住所：​千葉県鎌ヶ谷市粟野757−１
電話：047-446-9179