Yahoo!ニュース

【鎌ケ谷市】鎌ケ谷で唯一もも狩りが楽しめます。2023年も小杉園さんのもも狩りがスタートしました!

ajisai地域ニュースサイト号外NETライター(鎌ケ谷市・白井市)

鎌ケ谷市南初富1丁目の五本松交差点に新鎌ヶ谷方面へ向かうと右手に鎌ケ谷唯一のもも園、小杉園さんがあります。今年のもも狩りのシーズンが始まったとのことでお話を伺って来ました。

写真提供:小杉園
写真提供:小杉園

新京成線初富駅からだと徒歩19分とのことで、撮影に伺った日もタクシーを利用されて訪問されているお客様もいらっしゃいました。ちょっと小雨がぱらつくお天気の中、お話を伺っている間も次々お客さんが来られていました。

小杉園さんは、元々鎌ケ谷に代々続く梨園でしたが、16年前からもも栽培にチャレンジされ始め、苗木を植える所からスタートされました。10年経った頃から桃が収穫できるようになり、今では鎌ケ谷唯一の桃園として知られています。

桃狩りに行く前に、虫よけスプレーが用意されていて、首元や足元につけてからもも園に入りました。桃に手が届くくらいの高さに木の枝が横に広がるように育てられています。

お子さんでも手の届く低い位置にも、桃が色づいていました。抱っこしてもらって上の実を取るのも楽しそうですが、自分だけで桃がとれる、と喜ばれそうですね。

キレイに色づいた桃が緑の葉に映えます。桃は水分を吸って大きく育つそうで、雨が降ると水分を蓄え、お天気が続くと甘く大きく育つそうです。小杉園さんでは、千代姫・白鳳・白桃の3種類の桃を取り扱いされており、撮影に伺った7月初旬は白鳳が最盛期だそうです。

もも狩りの第1期は、2023年6月24日(土)~7月17日(月・祝)まで開催されています。もも狩りを体験させてもらいました。桃を優しく持ってくるくるっと回すと簡単に取れました。もも狩りはおひとり当たりの料金設定ではなく、4個もいで1500円という設定なので、おひとりずつ1個もいで4人で入場することもできます。第2期は7月25日(火)~桃がなくなるまでです。

園内には、2023年に植えられた苗木もあるということで一本見せて頂きました。ちょうど小学校低学年くらいの大きさで可愛いです。

他の木と同様、この後枝を横に伸ばすように大きく育てられるので周りには広いスペースが開いていました。この苗木から桃が取れるようになるのも楽しみですね。

桃の木の形は様々ですが、このように低い位置で幹が横に伸びているものもあります。ここにカブトムシが取れるそうです。桃のもぎとりをしない場合は、入園料などは頂いていないんですよ、とのことでした。暑い時間帯はカブトムシなどの昆虫は外で活動しないそうなので、昆虫採集が気になる方は、開園時間の9時ごろにお越し下さいとのことでした。

受付では、小杉園でとれた桃から作られたジェラートも販売されています。蓋にはイタリア語で桃を意味する「ぺスカ」と書かれていました。今はカチカチなのでお家で頂きますと購入して帰りました。

桃は収穫してからも追熟するので、お家に帰ってすぐ冷蔵庫に入れず1日くらい置いておいてください、とのことです。桃から甘い、いい香りがしたら食べ頃ですよとのことです。帰宅してすぐにいい香りがした1個は、手でスルスルと皮がむけたので、冷やすこともなく、その日のうちに頂きました。写真に撮る間もなくいただいたのですが、甘くて美味しかったです。

ジェラートもいただいてみました。真っ白できれいなジェラートは、桃をそのまま食べているような滑らかさで美味しいです。写真はスプーンで一口食べた後に撮影しました。梨も楽しみな鎌ケ谷ですが、自分で取った桃を食べられる醍醐味を小杉園さんで味わってみませんか?

小杉園
住所: 千葉県鎌ケ谷市東初富1-1
電話: 090-6568-4211 (電話受付は、午後13時~16時)
※ご来園される際は、事前にご予約下さいとのことです。

地域ニュースサイト号外NETライター(鎌ケ谷市・白井市)

鎌ケ谷市・白井市の情報をお届けします。住んでるだけなんてもったいない。実は鎌ケ谷にも白井にも知らないことがたくさん。知らなかった地元の情報を自分も楽しみながらお届けします。

ajisaiの最近の記事