Yahoo!ニュース

【長野県軽井沢町】塩分控えめ、素材の味しっかり。林の中に建つ三角屋根のベーカリー「KOO」

akariフリーエディター(軽井沢町・御代田町)

また来ちゃいました。軽井沢の西側、信濃追分エリアに2021年秋にオープンした三角屋根のレストランベーカリー「KOO(クー)」。こちらはお味、お値段、ラインナップともにバランスが良く、日々暮らしの中で大変重宝しております。

浅間サンラインの交差点からすぐ。旧中山道沿いに建つ三角屋根のKOO(クー)
浅間サンラインの交差点からすぐ。旧中山道沿いに建つ三角屋根のKOO(クー)

大きな窓が開放的なショップ。焼きたてのパンが並びます
大きな窓が開放的なショップ。焼きたてのパンが並びます

定番とその日のおすすめと。季節と時間帯によっていろんなパンに出会えますよ
定番とその日のおすすめと。季節と時間帯によっていろんなパンに出会えますよ

「軽井沢で、空を楽しみ、風を楽しみ、星を楽しみ、炎を楽しむ」、これはクーさんのショップカードにあったメッセージの出だし。本店は神戸にあるそうで、その分新鮮な目線で軽井沢を見て楽しんで、ここでしか味わえないお料理とパンを作られているかな、、、と勝手な想像。生活者としては伺うのが楽しみなベーカリー。

ソーセージとシュークルートのドック420円。シュークルートの優しい味わいがくせになります
ソーセージとシュークルートのドック420円。シュークルートの優しい味わいがくせになります

レストランが併設されているので、いわゆるお惣菜パンの種類も豊富です。地元で人気のあるお野菜や果物を使った旬のフィリングが贅沢に使われているのも嬉しいポイント。

そして、パンそのものですが、通常パン作りに使われる塩分の約半分の塩分量というのがクーさんのこだわり。「バターやジャム、スープやお食事と合わせて味が完成するのがうちのパンなんです」と店員さん。そう、確かに最初にこちらのパンを食べたのは料理好きの友人からの差し入れ。「一口目はちょっと塩味がもの足りない気もするけど、だんだん味わい深くなるから」と、ちゃんと伝えてくれていた!美味しくて身体に良くて、私のまわりはクーさんファン多しです。

クリスマス時期に登場するシュトーレン。クリスマスまで少しずつスライスして食べたい
クリスマス時期に登場するシュトーレン。クリスマスまで少しずつスライスして食べたい

クリスマスや年末年始のご挨拶に。小さなギフトもありました
クリスマスや年末年始のご挨拶に。小さなギフトもありました

ここ最近の軽井沢は新しいパン屋さんラッシュ。ベーカリー激戦区なんです。美味しいお店が増えるのは嬉しいのですが、観光地という宿命からなのか、予約制だったりすぐ売り切れてしまったりと普段使いできるパン屋さんが少ないのも現状です。

クーさんの開店は朝10時。ちょっと遅めなのもありがたい。ランチ前に気軽に立ち寄って、焼き立てが何種類も並んでるって幸せ。

<shop data>
BAKERY RESTAURANT KOO(ベーカリー レストラン クー)
〒389−0115長野県北佐久郡軽井沢町追分84−2
ベーカリー営業時間
10:00〜15:00(売り切れ次第閉店もあり)/月・火曜定休(年内は12月26日まで)
レストラン営業時間
Lunch12:00〜15:00 Dinner18:00〜22:00/月曜定休と月2回の不定休(現在は冬季休業中)
※レストランは完全予約制

.

フリーエディター(軽井沢町・御代田町)

東京から長野に移住して10年ほど。東京と軽井沢の2拠点生活のあと、現在は軽井沢の西側「信濃追分」に仕事場を設け、本に関わる仕事をして暮らしています。趣味は散策。古本と着物と温泉、浅間山麓の風土が好きです。

akariの最近の記事