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【長野県軽井沢町】春を待つ連峰。群馬と長野の県境「旧碓氷峠 見晴台」からの早春パノラマ

akariフリーエディター(軽井沢町・御代田町)

旧軽井沢の本通りを抜け、二手橋を過ぎ、旧碓氷峠の見晴台を目指す日暮れ前。

3月最終日、天気は下り坂ですが友人の車に便乗し、まだ春浅い「旧碓氷峠 見晴台」へ行ってきました。

見晴台は標高1200mに位置する展望公園です
見晴台は標高1200mに位置する展望公園です

二手橋から車で5分程度上り、旧碓氷峠の頂上に到着。見晴台の入り口には数台停められるパーキングがあります。

車を降り、さらに上ると見晴台(展望公園)が広がっていました。気持ちいい!

見晴台入り口にはインドの詩人で思想家、作曲家の「ラビンドラナート・タゴール」像があります。なんとなく手を合わせたくなります。

詩聖タゴール氏の生誕120年を記念して建立されたそう
詩聖タゴール氏の生誕120年を記念して建立されたそう

そうそう、日が沈まないうちに早春の山なみを眺めよう。

正面(南方向)には群馬県側の妙義連峰が雄大に広がっていました。

青く透き通るような美しいグラデーションが印象的。

春の霞が景色を曖昧にして、幻想的です。

西側は、浅間山が見えるはず、、、なのですが今日は雲に隠れていました。

手前の離山(はなれやま)はくっきり。テーブルマウンテンと言われる可愛いかたちの小さな山です。

東屋でのんびりしたい
東屋でのんびりしたい

ちょうど、離山の方角に富士山があるようです。お天気がよければ浅間山と一緒に、南アルプスや八ヶ岳も一望できそうです。そして、眼下には雲海も。

ぐるっと一周。見晴台から見える山々について教えてくれます
ぐるっと一周。見晴台から見える山々について教えてくれます

ここは群馬県と長野県の県境。不思議な感じですね
ここは群馬県と長野県の県境。不思議な感じですね

どんな景色が広がるかは、来てからのお楽しみですね。

4月末からは、「赤バス」と呼ばれるレトロな観光バスが見晴台まで走ります。気候が良ければ3キロ程の遊覧歩道を歩いて登り下りすることもできます。

次は春爛漫の時期に来たいな。

旧碓氷峠見晴台(展望公園)
北佐久郡軽井沢町峠町
公衆トイレ、駐車場あり

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フリーエディター(軽井沢町・御代田町)

東京から長野に移住して10年ほど。東京と軽井沢の2拠点生活のあと、現在は軽井沢の西側「信濃追分」に仕事場を設け、本に関わる仕事をして暮らしています。趣味は散策。古本と着物と温泉、浅間山麓の風土が好きです。

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