現在ではアマチュアゴルファーのセッティングから姿を消しつつあるロングアイアン。

筆者は2番アイアンをはじめ、このロングアイアンを得意クラブとしている。

本記事ではそのロングアイアンの打ち方を紹介する。

2番アイアンもSWも打ち方は同じ

筆者が最も心掛けているのは、2番アイアンもサンドウェッジも同じ打ち方で打つということだ。

2番アイアンに限らず、ロングアイアンを持った途端に球を上げようとして、スイングを崩しているアマチュアゴルファーをよく見かける。

少なくともアイアンは番手が変わっても打ち方は全て同じである。

2番アイアンを打つ時でも、サンドウェッジを持っていると思ってスイングすると良い結果が生まれやすい。

右に出球するのであればアドレスで細工可能

ロングアイアンはクラブが長くなる分、振り遅れてフェースが開くということが起こりやすい。

2番アイアンのような本当に長いアイアンで、最初から球が右に出ていく人は、以下の2点をアドレス時に工夫しておくと対策が可能だ。

1. フェースを被せて構える
2. ボール位置を左にセットする

まず1に関しては、振り遅れてしまう分、もともとフェースを被せておくという選択だ。

アイアンは通常リーディングエッジを目標物に対してスクエアに構えるが、2番アイアンのようなクラブはトップエッジ(フェース面上部)を目標物に構えても良い。

こうすることで、フェース面が少し被りながらも、目標物に対してイメージを出して構えることができる。

次に2に関しては、ボール位置を左に置くことでフェースローテーションを起こりやすくするというものだ。

こちらに関しては確かにフェースローテーションは起こりやすくなるものの、クラブ自体がカット軌道に入りやすくなるという点もあるので注意したいところだ。

まとめ

本記事では2番アイアンのようなロングアイアンの打ち方を紹介した。

最も大切なのはスイング自体は変えないということだ。

スイングは変えず、それで右に行ってしまう人はアドレスで細工をする。

本記事を参考にして、カッコ良くロングアイアンを飛ばしてほしい。

以下の動画では筆者がラウンドにて、2番アイアンのティーショットで270ヤード飛ばしている。

松山英樹プロの元キャディ・進藤大典さんも驚く筆者の2番アイアンの弾道もぜひ参考にしてほしい。

※参考動画(YouTube：UUUM GOLF -ウームゴルフ-)