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こんなのが欲しかった!小型で高速充電できるモバイルバッテリー、しかも日本ブランドの安心感

Akiブロガー / くらしフォトグラファー

CIO(シーアイオー)のモバイルバッテリーがいまイチオシです。スマホやノートPC、カメラなどの電子機器の充電に便利なふたつの商品「SMARTCOBY Pro 30W」、「SMARTCOBY Pro PLUG」を紹介します。

モバイルバッテリーを選ぶうえで重要なポイントは大きさ、重さ、充電容量、充電出力(充電速度)、使い勝手、そして信頼性など。これらの観点から CIO のモバイルバッテリーの魅力をお伝えします。

iPhoneなどのスマホを高速充電できる

CIO の「SMARTCOBY Pro 30W」と「SMARTCOBY Pro PLUG」はいずれも最大で30Wの出力が可能なモバイルバッテリーです。小型な製品でありながら、出力が大きくてさまざまな機器を短時間で充電できます。

アップルの iPhone シリーズやグーグルの Pixel シリーズなど最近のスマートフォンはおよそ20Wの高速充電に対応。CIOのモバイルバッテリーなら高速充電に対応しているので、スマホを短時間で充電が可能です。

CIO SMARTCOBY Pro 30W は小型ながらiPhoneを短時間で高速充電できる。
CIO SMARTCOBY Pro 30W は小型ながらiPhoneを短時間で高速充電できる。

かつてはモバイルバッテリーと言えば充電速度が遅くてやや不便なイメージもありましたが、最近のモバイルバッテリーはとても高性能で短時間で充電できます。

CIO SMARTCOBY Pro PLUG はやや大きくなるもののACプラグ内蔵でそのままコンセントにさして充電可能。
CIO SMARTCOBY Pro PLUG はやや大きくなるもののACプラグ内蔵でそのままコンセントにさして充電可能。

また充電容量は10,000mAhです。スマホを約2回満充電できる容量に相当します。ゲームや動画視聴などでバッテリーをたくさん消耗するような使い方をする人でも安心です。

スマホ以外にもiPadのようなタブレット、あるいは小型のノートPCも充電可能です。筆者の Surface Pro 7 も適切に充電できるので重宝しています。ノートPCによって充電に必要な出力は異なります。MacBook Proなど大型で高性能なノートPCだと出力が足りないかもしれません。

ノートPCの充電も可能。画像はマイクロソフトSurface Pro 7。
ノートPCの充電も可能。画像はマイクロソフトSurface Pro 7。

製品バリエーションも豊富

「SMARTCOBY Pro 30W」は特にコンパクトで軽いのが魅力のモバイルバッテリーです。寸法は約77mm x 56mm x 26mm、質量は約183gです(公式ウェブサイトの仕様に基づく数値)。

SMARTCOBY Pro 30W
SMARTCOBY Pro 30W

容量10,000mAh、最大30W出力の性能に対してこのサイズと重さは技術の進歩を感じます。

重さは実測で182g。
重さは実測で182g。

一方で「SMARTCOBY Pro PLUG」はACプラグが内蔵されているモバイルバッテリーです。

折りたためるACプラグを内蔵。
折りたためるACプラグを内蔵。

やや大きく重たくなりますが、コンセントにそのままさして充電できるので便利です。寸法は約79mm x 79mm x 26mm、質量は約265gです(公式ウェブサイトの仕様に基づく数値)。

ACプラグが内蔵されているのでモバイルバッテリー本体を充電しながらスマホなどの接続機器を充電可能です。

実測で270g。
実測で270g。

どちらの製品も最大出力や充電容量は同じなので、機能性でお好みの製品を選ぶと良いと思います。

画像左「SMARTCOBY Pro PLUG」、画像右「SMARTCOBY Pro 30W」
画像左「SMARTCOBY Pro PLUG」、画像右「SMARTCOBY Pro 30W」

またMagSafe に対応したモバイルバッテリーもあります。ケーブルレスで対応iPhoneを充電できるのが魅力です。
参考:CIO-MB20W-5000-MAS ブラック | 株式会社CIO(シーアイオー)公式HP 充電器・モバイルバッテリーメーカー

CIO なら充電器やケーブル類の製品が充実しているので必要なものを同一のメーカーでそろえることができます。

他社の類似商品と比較して非常に優秀

他社製品でも似たようなモバイルバッテリーはあるのですが、大きさ、重さ、充電容量、充電出力(充電速度)を総合的に見ると、CIO は非常に優れたスペックでまとまっていて魅力です。

類似商品には例えば「Anker PowerCore 10000 PD Redux 25W」があります。知名度の高い人気製品です。これと本記事で紹介している「CIO SMARTCOBY Pro 30W」のスペックを下に並べて比較してみましょう。
※いずれも数値はメーカー記載の仕様に基づく。

Anker PowerCore 10000 PD Redux 25Wの仕様

  • 充電容量:10,000mAh
  • 最大出力:25W
  • サイズ:約107mm x 52mm x 27mm
  • 重さ:約194g

CIO SMARTCOBY Pro 30Wの仕様

  • 充電容量:10,000mAh
  • 最大出力:30W
  • サイズ:約77mm x 56mm x 26mm
  • 重さ:約183g

つまりいずれも充電できる容量が同じなのに、CIOのほうが出力が大きくて、製品本体は小型で軽量です。

ACプラグ一体型モバイルバッテリーではAnkerが特に有名で、製品バリエーションが豊富です。中でも人気の「Anker PowerCore Fusion 10000」を例にして、そのスペックを「CIO SMARTCOBY Pro PLUG」と比較してみましょう。

Anker PowerCore Fusion 10000の仕様

  • 容量:9,700mAh
  • 最大出力:20W
  • サイズ:約82 × 82 × 35mm
  • 重さ:約278g

CIO SMARTCOBY Pro PLUGの仕様

  • 容量:10,000mAh
  • 最大出力:30W
  • サイズ:約79 x 79 x 26mm
  • 重さ:約265g

こちらもやはりCIOのほうが性能が上で、かつ小型軽量です。Anker製品も決して性能が悪いわけではありませんが、後発で商品を出しているCIOはスペックでそれを上回るものを提供しています。知名度としてはAnkerのほうが上だと思いますが、CIO製品は決して劣るわけではありません。

日本企業の安心感、信頼性

CIO (シーアイオー)はスマートフォンアクセサリ関連を中心としたデジタル製品の企画・開発・販売を手がける企業。充電器、モバイルバッテリー、ケーブル類などのメーカーです。

2017年に創業で、大阪に本社を構えています。スマホ関連製品だと最近は海外発のブランドが日本で人気を高めているので、CIOのような日本メーカーで意欲的な商品開発をしている企業は希少だと思います。海外ブランドの製品にも良いものはたくさんありますが、日本ブランドに安心感を覚える人、できれば日本メーカーの製品を使用したい人には CIO の製品はぴったりだと思います。

YouTubeTwitterLINEなどSNSアカウントもきちんと運用しているのが個人的には好印象です。ユーザーとしては製品の選び方や、使い方、仕様について質問できる窓口があるのはとても助かります。

参考:株式会社 CIO 会社概要

本記事で紹介した商品の詳細レビュー:

ブロガー / くらしフォトグラファー

ガジェットの情報を発信するブロガー。得意分野はカメラ関係。明日から使える写真撮影のコツや、あると生活が便利になるアイテムなどを分かりやすく紹介しています。取り上げるアイテムは実際に使って良かったものだけに厳選。 日常の何気ないシーンや家族と過ごす生活の写真を撮る "くらしフォトグラファー"として活動。特別ではない平凡な毎日を撮ることの魅力や価値を発信しています。 神戸ファインダー / ピークデザインのある暮らし / シタタカライフ など複数のウェブサイトを運営。1989年生まれ / 兵庫県神戸市育ち

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