2017年4月にオープンし、もうじき丸5年を迎える「Bitte」。本格的なライ麦パンのお店です。現在は毎日5～6種を焼いているそうで、健康を気遣いつつ、おいしいパンを食べたい方々に愛されています。

中央通りから南東に向かう小道「しまんりょ通り」沿い。飲食店などの小規模な店舗が立ち並ぶ一角にあります。

隠れ家のようにたたずむ、オレンジ色が基調のかわいく小さな店舗。

Bitteのオープン前は、長野市内の別の場所で焼き菓子屋さんを営んでいた店主さん。

お客さんの声に応えて、パン屋さんを始めたそうです。

ライ麦パンは、もともと小麦栽培が難しかったドイツなどでよくつくられてきたパン。

やわらかくて白い小麦のパンと比べると硬めの食感で、ビタミンB類、ミネラル、食物繊維などの栄養素が豊富に含まれています。

また、低GIで血糖値の急上昇が起こりにくく、健康維持にも一役買ってくれます。

温かみがある木調の店内。店主さんが一人で営んでいますので距離感が近く、パンのリクエストや感想を直接お伝えすることができるのもBitteの魅力です。

コロンとした小ぶりのパンたちですが、噛み応えがあるため、見た目よりもずっとお腹にたまります。

中身がぎっしりとつまっているので、自然と咀嚼回数も増えます。こちらは、オートミール、大豆粉、ひまわり種、亜麻仁、ごまの5種の穀物が入った「こくもつパン」。今月、リニューアルを予定しているそう。酸味と香ばしさがあり、噛むほどに味わい深く、体がにこにこ喜んでくれそうなパン。

自分のために選びたい一品です。