Yahoo!ニュース

【長野市】かやぶきの水車小屋があり、水鳥が飛来するという「辰巳公園」で静かに過ごせます

akiko歩くの大好きライター(長野市)

池があって、水鳥がたくさん飛来するという「辰巳公園」に行ってみました。

かつてはかんがい用のため池だった「辰巳池」を中心に整備された公園なんだそうです。遊具がなく、落ち着いた雰囲気。お昼休憩に訪れる方などがリラックスできる場所です。

辰巳池を取り囲むようなレイアウトになっています。水辺の景色は猛暑のなかでも少しの涼しさを感じることができます。

駐車場は4台分+車いす用1台分と小さなスペース。細長く大きな看板が目印です。

広さ1.52ヘクタール。半円状になっていて、南側は道路になっており、池の周囲をぐるっと1周することはできません。ちなみに「水鳥の保護のため釣りは禁止」の看板が立てられていますのでご注意を。

公園内にはベンチがあちこちに配置されていて、あずまやもあります。

この四角い穴から池が見えるので、水鳥が来たら観察することができます。この日はカモがスイスイ池の上を進んでいました。

吉田は、江戸時代後期の俳人、茂呂何丸の生誕地で、公園内に何丸の句碑がありました。句は「春の夜や流れて歩く鴨の声」。句碑の隣には投句箱もありました。かやぶき屋根の水車小屋や、水鳥が飛来する池があり、ふと俳句が思い浮かびそうな雰囲気のある公園だなと実感しました。

【施設情報】
辰巳公園
住所:長野県長野市吉田三丁目3番
*記事の内容は取材当時のものです。

歩くの大好きライター(長野市)

長野市在住。甘いもの、古いもの、エコなもの、変わったもの、とにかく面白いものが大好きです。長野市の魅力を発信していきます!

akikoの最近の記事