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【長野市】身近なプラスチック汚染問題を考えよう。「マイクロプラスチックストーリー」上映会開催!

akiko歩くの大好きライター(長野市)

毎日の生活の中で、プラスチックを使わない日はないというくらい、プラスチックは暮らしの中に浸透しています。

化学繊維の衣類を洗濯すると、それだけでマイクロプラスチックが発生します。従来のお茶のティーバッグにもプラスチックが含まれています(※環境への配慮で、含まれていないものもあると思います)。知らず知らずに体内にマイクロプラスチックを摂取し、川、海にマイクロプラスチックを垂れ流しており、海なし県の長野県に住んでいる私たちであっても、海洋プラスチック問題と無縁ではありません。

雑貨店cublue(キュブルー)
雑貨店cublue(キュブルー)

プラスチック汚染問題解決のために私たちができることを考えるヒントになる映画の上映会が10月28日(土)、中央通りにある雑貨店「cublue(キュブルー)」で行われます。

cublue店内
cublue店内

お店の名前の通り、青いカラーリングが美しいcublueの店内。雑貨や衣類など、様々な商品が並んでいます。

和紙素材の雑貨などエシカルな品物も扱っており、店主さんの心意気を感じるラインナップです。

とにかくかわいい、心惹かれる雑貨がたくさんあります。

あまりにもかわいかったので、羊毛100%手作りフェルトのネックレスを購入してしまいました! 手作業で作られているそうで、手作りならではの温かみを感じます。

さて、今回上映されるのは「マイクロプラスチックストーリー ぼくらが作る2050年」というドキュメンタリー映画です。アメリカのニューヨーク市ブルックリンの小学5年生が、身近なところからプラスチック汚染問題を調べ、自分たちの調査結果を市議会で公表するなどして、問題解決のためのアクションを起こしていく姿を追っています。

上映会に向けて、上映機材の確認に来た実行委員の戸井田さん(左)
上映会に向けて、上映機材の確認に来た実行委員の戸井田さん(左)

今回上映会を主催するのは、子育て中の女性たちで作る実行委員会の皆さんです。今年3月に長野市と中野市でも上映会を開き、その際に私も映画を観ました。海だけでなく、大気中にもマイクロプラスチックが漂っているというのは知らなかったので、衝撃的でした。

映画の中で、プラスチック汚染問題がわかりやすく解説されているので、プラスチックの何が問題なのか、小学校高学年くらいのお子さんでも十分理解できます。

吹き替え版の面白いところは、実際に子どもたちや映画に賛同している大人たちが吹き替えに参加しているところです。ニューヨーク市の市長さん役は、京都府亀岡市の市長さんがやっています。

実行委員の戸井田さん
実行委員の戸井田さん

今回は中心市街地での上映会ということで、中高生、大学生の若者などもぜひ参加してほしいということでした。

特に今回は佐竹監督とのオンライントークイベントがあるので、すごく良い機会だと思います。参加者からの質問をどしどし受けるそうです!

プラスチック汚染問題に対して、具体的に何をしたら良いか、日々の生活に持ち帰れるものがあるといいなと思います。

【イベント情報】
「マイクロプラスチックストーリー ぼくらが作る2050年」上映会
日時:10月28日(土)
 10時30分~12時・映画上映
 12時~12時40分・佐竹監督とのオンライントークイベント
場所:cublue(キュブルー)(長野市西後町まちなみ1583 リプロ表参道1階
料金:1人につき500円・18歳以下無料(定員30名)
お問い合わせ・お申込み:キュブルー 電話026-217-2835(火曜定休)
主催:マイクロプラスチックストーリー上映実行委員会
共催:NPO法人みどりの市民・キュブルー
マイクロプラスチックストーリー ぼくらが作る2050年 公式サイト
*記事の内容は取材当時のものです。

歩くの大好きライター(長野市)

長野市在住。甘いもの、古いもの、エコなもの、変わったもの、とにかく面白いものが大好きです。長野市の魅力を発信していきます!

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