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【ゴルフ】目指せ強弾道 ドライバーショットの飛距離アップに必要なスピン量最適化の条件

Akira Yasu

ゴルフライター

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飛距離三大要素

ドライバーショットの飛距離アップはゴルファーなら誰しもが望むものだろう。しかし、やみくもに手を速く振っても飛距離アップするとは限らない。手を速く振ってもヘッドスピードが速くなるとは限らないし、速くなったとしても、無理に速く振ると良い打点でボールをとらえにくくなる。

飛距離には三大要素がある。「初速」「打ち出し角」「スピン量」だ。仮に、手を速く振ってヘッドスピードが速くなり打点が良く、初速が出たとしても、打ち出し角とスピン量が適正でないと得られるはずの飛距離を得ることができない。

今回は、インパクト直後のボールの回転量「スピン量」に着目する。スピン量が適正になると、キャリーだけでなくラン(転がり)が伸びる期待が持てる。傾向や対策などスピン量最適化の条件について解説する。

一般ゴルファーの傾向

世界のトッププロが所有し使用している弾道測定器TRACKMAN(トラックマン)の公式ページによると、ドライバーショットのスピン量の平均は、米ツアーの男子選手が2686rpm(回転/分)で女子選手が2611rpmとなっている。他の項目との兼ね合いで理想値は変わるものの、2500rpm前後が適正と言えそうだ。

この適正値に対して、多くのゴルファーは4000rpmを超えている場合もあるなど、スピン量過多の傾向にある。スピン量過多の弾道は伸びているように見えるが、吹け上がっているだけで失速している。コースでこういった球を打つと、ランがあまり出ないことも影響して「第2打地点に来てみると、思ったほど飛距離が出ていなかった」などとなりやすかったりする。

スピン量が多くなる理由

クラブヘッドの入射角がダウンブローになる

インパクトでクラブヘッドを上から打ち込みすぎるとスピン量が増えやすくなる。クラブフェースとボールの摩擦が大きくなるからだ。テニスや卓球の"カット"をイメージできると分かりやすいかもしれない。上から下に球をこするように打つと、スピン量が増えて球の勢いは失われ、キャリーしてからのランは少なくなる。

ヒール寄りや上部でヒットする

使用クラブの特性にもよるが、打点がクラブフェースのヒール(根元)寄りや上部になるとスピン量が増えやすい。そして、一般ゴルファーは、ダウンスイングで球に当てに行く腕や身体の動き、クラブのしなりや遠心力、重力などの影響により、打点がヒール寄りや上部になりやすい。

スピン量を適正にするための条件

クラブヘッドの入射角がレベルブローかアッパーブロー

ドライバーショットで理想的なスピン量を得るためにはレベルブロー(ボールの真横からヒット)かアッパーブローの入射角でボールをヒットする必要がある。

インパクトで、グリップの位置がアドレス時より前に出る度合いを最小限に抑える

インパクト時のグリップの位置は、アドレス時よりも少なからず前方(正面方向)に出る。やや高くもなる。グリップが前方に出る度合いが大きいと、クラブヘッドがアドレス時よりも前方に出てしまう。そうなってしまうと、クラブフェースのヒール寄りや上部でヒットしてしまう。

インパクト時、グリップを前方に出さないためには、アドレス時よりも前重心にならないことと、ダウンスイングからインパクトにかけて、グリップを体の近くに引き付け続けることが重要だ。

ヘッドスピードよりもスピン量に着目

飛距離アップしようとした場合、ヘッドスピードアップによる初速アップに意識が行きやすいが、ヘッドスピードはフィジカルの要素が大きい。対して、スピン量は技術的な要素が大きい。多くのゴルファーはフィジカルよりも技術的な要素に目を向けた方が効率的と言えるのではないだろうか。

一般男性と女子プロのヘッドスピードは同程度であるにも関わらず、女子プロの方が飛距離が出る傾向にあるのはスピン量の差が影響している。打点や入射角に着目してスピン量最適化を図り、女子プロに負けない飛距離を獲得して欲しい。

<関連情報>
飛距離アップを目指す! ドライバーショットのバックスピン量を減らすために必要なこと(Golfers Support.com)
ドライバーショットで飛距離を伸ばすために必要なスピン量最適化の条件とは(Golfers Support.com)
飛距離を測定するだけじゃない! TRACKMAN(トラックマン)とは!?(Golfers Support.com)

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