【ゴルフ】18ホール以外の時間を大切に 上達に向けて大切なコースラウンド前の心がけ3箇条
ラウンド前の練習が大切
ゴルフは18ホールだが、その18ホールだけ頑張ったところで良いプレーができるわけではない。コースラウンドの日は、当日のコースラウンドのためにも、その後のコースラウンドのためにも、そのゴルフ場にある練習施設をどれだけ有効活用するかが大きなポイントになる。今回は、上達に向けたコースラウンド前の心がけについて解説する。
1.スタート1時間半前、遅くても1時間前にコースに到着する
スタート時間が早ければ無理な場合もあるが、なるべく早くゴルフ場には到着したい。コースラウンドの前には練習をする必要があるが、その前にはプレーするウェアに着替えなければいけないし、チェックインも必要だ。スタート前には時間が必要なのだ。
コースでは普段できない練習をすることができる。パッティング、アプローチ、バンカー。アプローチやバンカーの練習場は無いゴルフ場もあるが、パッティングの練習場は必ずと言ってよいほどある。そういった普段はなかなかできない、コースならではの練習を十分にしたい。
練習をするためには1時間半前にはゴルフ場に到着したい。遅くても1時間前だ。チェックインや着替えにかかる時間は10~15分。スタートの10分前にはスタートホールのティーイングエリアに着いていなければいけない。ということは1時間半前に到着して1時間10分、1時間前に到着して40分が練習時間となる。さらに、ストレッチの時間や練習施設の移動時間などをふまえると、練習施設を使ったボールを打つ練習をある程度するためにはそれぐらい早くゴルフ場に到着する必要がある。
2.練習の優先順位は「パッティング」「アプローチ(バンカー含)」「ショット」の順番
コースラウンド前に最も時間を割いて練習するべきはパッティングだ。自宅でパッティング練習をしているゴルファーは少なくないだろうが、天然芝のグリーンは違う。天然芝ならではの転がりを体感しておきたい。
アプローチも天然芝ならではのものになるので、しっかりと感触を確かめておきたい。バンカーも、普段活用している練習場では、多くの場合練習できないだろうから、バンカー練習場があるゴルフ場ではしっかりと練習しておきたい。
3.ショット練習ではコースラウンド中意識しておくポイントを明確にしておく
コースラウンド前のショット練習時間は、ボールに当てる練習をするのではなく、コースラウンド中持つべき意識を明確にする時間。ミスしてもあれこれしようとせずにすむように、意識するポイントを決める時間だ。
コースラウンドで何もテーマを持たずにプレーした場合、ただ18ホールのプレーを楽しんだだけになってしまい、次につながる何かを得ることが難しくなる(単純に楽しむだけでも十分価値はあるのだが)。対して、何らかのテーマを持ってプレーすると、そのラウンドでは結果が出なかったとしても次につながるものを獲得できるはずだ。
ただ、ドライビングレンジでのショット練習は、ゴルフ場でする練習の優先順位としては高くない。ロングゲームの練習は、普段練習場でできるからだ。パッティングやアプローチなどの練習を優先しよう。
戦いはスタート前から始まっている
コースラウンド前の練習は、その日のプレーにつながるだけでなく、後々のプレーにつながってくる。貴重なコースラウンドだからこそ、18ホールプレー以外の時間も大切にして、ゴルフある一日を満喫してもらいたい。
また、ゴルフ場の練習施設は、コースラウンド終了後も使えるので、ラウンド終了後も、ラウンドの反省などをふまえて練習すると上達が加速するだろう。
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