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【ゴルフ】銘柄は一つ コースラウンドで使うボールの選び方

野洲明ゴルフ活動家

さまざまな種類があるゴルフボール

ゴルフショップに行くとさまざまな種類のボールが並んでいる。上級者であれば、商品に関する知識や打った感触、ボールの飛び具合や止まり具合で選ぶだろうが、そのような選ぶ基準がないゴルファーはどうすればよいのだろうか。

ボールのテクノロジー

一般的な練習場(打ちっぱなし)で使われているレンジボールは耐久性やコストを優先するため、単一構造や二層構造になっていることが多い。

一方、ゴルファーがコースで使う、ゴルフショップにあるコースボールは三層や四層、五層構造になっている。素材や構造にテクノロジーを注入することで、ロングショットではスピン量を抑えて飛距離重視、ショートゲームではスピンをきかせる、といったことが可能になった。

ゴルフボールは多層構造
ゴルフボールは多層構造

銘柄は一つ

飛距離性能とスピン性能を両立する銘柄はツアー選手が使うような銘柄のボールだが、ゴルファーなら誰でもこのような高性能なボールを使うことがプレーのパフォーマンス向上につながるかといえばそうとは限らない。

言えることは「一つの銘柄を1ラウンド通して使うべき」ということ。

ゴルファ-によってはボールが傷んできたタイミングや、OBになったり池に入るなどしてボールを替える時に、それまでとは違った銘柄のボールを使うことがあるのではないだろうか。

それでは、打感やボールの飛び具合、止まり具合が変わってしまう。打感はボールを打っている本人は気づかなくても体は何かしら違いを感じ取ってしまう。同じように打っても、インパクトで得る感覚が違う可能性があるのだ。

ゴルファーそれぞれがあらゆる基準を設けるために、1ラウンド通して同じ銘柄のボールを使うことは重要だ。

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ゴルフ活動家

スポーツメディアに寄稿、ゴルフ情報サイトも運営する。多くのゴルファーを見てきた経験や科学的根拠をもとに、論理的なハウツー系記事などを中心に執筆。ゴルフリテラシーを高める情報を発信している。ラジオドラマ脚本執筆歴もあり。

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