【ゴルフ】バックスイングからダウンスイングへの切り返しで腕の力みを抑えるためのポイント

ゴルフ活動家

2022/1/23(日) 15:34

腕が力みやすい切り返し

ゴルフスイングで腕の力みは大敵だ。腕力でヘッドスピードを出そうとしても思ったほどヘッドスピードは出ない。出たとしてもクラブの動きは不安定になる。

また、腕に頼ってクラブの動きをコントロールしようとしても、クラブの動きは不安定になる。

効率よくヘッドを走らせ、クラブの動きを安定させるためには、腕の力みを抑えて、クラブの重みを活用したスイングを覚える必要がある。

切り返しではクラブが進もうとする方向とは反対方向に力を使う。クラブの勢いや重みを受け止め、反対方向に走らせる瞬間、力が入りやすい。

しかも、ボールをできるだけ遠くへ飛ばそうとすると、早くヘッドを加速させようとするとするため、切り返しの局面で過剰な腕の力みが生じやすい。

腕の力みが強まるほど、その負荷はクラブと腕をつなぐ手にかかる。

右手は人差し指と親指、左手は親指にかかる負荷が強まりやすくなるが、これらの指に負荷がかからないようにすることが、腕の力みを抑える取り組みになる。

おすすめの練習ドリルを一つ紹介する。

以下の写真のように人差し指と親指をクラブから離してボールを打つ練習だ。不安な場合は素振りだけでも良い。

最初はクラブがグラグラしている感じがしてボールに当たる気がしないことが考えられる。また、クラブがすっぽ抜けてしまいそうな気がするかもしれない。

しかし、慣れてくると「力まずにクラブの重みを感じてスイングするとはこういうことか」と分かってくるはずだ。

右手の人差し指と親指に負荷をかけないとなると、負荷が左手親指に集中してしまう場合がある。これも良くない。スイング中、左手の小指とくすり指でクラブを支えたい。

両手とも人差し指と親指に頼ることのないスイングを覚えることで、腕の力みがない、しなやかなスイングに近づく。

切り返しで、腕の力みを抑えたスイングをマスターできるとより良いスコアにもつながるだろう。