プロのアプローチショットから学ぶ！グリーンでバックスピンをかけるために必要な３つのポイント

ゴルフ活動家

2022/4/9(土) 15:30

バックスピンをかけるためにはバックスピン量が必要

ゴルファーが憧れるショットの一つがバックスピンがかかるショットだ。ボールがグリーンにキャリーしてから戻るバックスピンはスピン量が10000rpm（回転/分）ほど必要。

その回転数にするためにはフェースの真ん中でヒットする、だけでは足りない。バックスピンをかけるために必要な3つのポイントについて解説する。

手元がヘッドよりも先行するハンドファーストと、ボールに対してクラブヘッドがやや上からアタックするダウンブローを両立させて打つ必要がある。

プロゴルファーのウェッジショットを見ると、ボールの左側（右打ちの場合）の芝が削れるが、これはハンドファーストとダウンブローが両立しているからだ。

クラブとボール、両方のスピン性能が優れていることでバックスピンがかかりやすくなる。ハンドファーストとダウンブローの両立に成功しても、クラブとボール次第ではバックスピンはかからない。

プロゴルファーはスピン性能が高いウェッジと、最適なスピン量を得られるボールを使用している。

フェアウェイなど、短い芝の上からのショット時にバックスピンはかかりやすい。

ラフからはバックスピンがかかりにくい。ラフからのショット時のインパクトは、フェースとボールの間に芝が挟まるため、フェースとボールの摩擦が起きにくいからだ。

バックスピンをかけられるようになると、バンカー越えや、グリーン手前のピンポジションなど、難しピンポジションでもピンを狙いやすくなる。

ドライバーのビッグドライブだけでなく、ウェッジのバックスピンにも憧れているゴルファーは多いだろう。挙げたポイントを意識しつつ、スピンショットにトライしてみてはどうだろうか。