「もっとも重要なのはリズム」 プロゴルファーのようにリズミカルにスイングするためのポイントとは
一流プレーヤーを見れば見るほど、「スウィングにおいてもっとも重要なのはリズムである」ということを信じずにはおれない。
by P・A・ワード・トマス(イギリスのスポーツ誌の専属ゴルフライターだった)
リズムとテンポ
スイングリズムやテンポは、人ぞれぞれ個性がある。ジョン・ラームのように速いスイングの人もいれば、宮里藍のようにゆったりとスイングする人もいる。重要なのは再現性高くリズミカルにスイングすることだ。
ミスショットが多い時は、リズムが乱れて一定でない場合が多い。好不調の波はあるものだが、リズミカルにスイングするコツをつかんでおくことで、ミスの度合いやミスの回数を減らすことができる。
リズミカルにスイングするためのポイント
腕の脱力
飛距離を出そうと力むとリズムが乱れやすい。腕力に頼らずに、体幹と腕の連動性を確保することでリズミカルにスイングできる。
音楽家の楽器の演奏も体幹と腕が連動している。体幹を固めずに、腕に頼らず演奏することで、リズムにのった音を奏でることができるのだ。
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プリショットルーティーン
アドレスを決めてく一連の流れである、プリショットルーティーンを定着させることがリズミカルなスイングにつながる。ショットごとにアドレスする流れが異なると再現性が高まらない。
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メトロノームを使って自分にあったリズムやテンポを探る
メトロノームのスマホアプリを使って自分にあったリズムやテンポを探ってみるのもおすすめだ。針の動きでリズムをとることができるが、イヤホンを使えば練習場でも周囲を気にせずに音でリズムをとることができる。
練習では形を優先、コースではリズムを優先
ボールを打つときは形よりもリズムが大切かもしれない。しかし、リズムだけ意識しているようでは、より良い形のスイング作りは加速しない。
普段の練習では形を優先して、コースラウンドではリズムを優先する、といった感じで優先順位を入れ替えながら取り組むと良いのではないだろうか。
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