パット数を減らすコツは打ち方よりもアドレスにあり！　プロもチェックしているポイントとは【ゴルフ】

ゴルフ活動家

2022/4/20(水) 15:31

ボール位置が重要

パットもショットと同様、アドレスが重要だ。アドレスを安定させるためにはボールの位置がポイントになる。ボール位置が基準からずれる度合いが大きいほど、打点やクラブヘッド軌道が変わる。

ボールの位置が体から遠い場合、パターのトゥ側が上がりやすく、過度なイントゥインの軌道になりやすい。

体に近い場合、ヒール側が上がりやすく、アウトトゥアウトの軌道になりやすい。

右寄りの場合、ロフトが立ちやすく過度なダウンブローになりやすい。

左寄りの場合、ロフトが寝やすく過度なアッパーブローになりやすい。

ボール位置の基準は左目の下。人それぞれに合うボール位置は微妙に異なるが、基準から外れない方が、打点やヘッド軌道が基準に近くなり、安定しやすい。

注意点としては、アドレスのバランスを整えた上で左目の下、とすること。ボールと体の位置関係が合っていなくても、頭の位置をずらせば、無理やり左目の下にボールがくるようにできるが、アドレスのバランスを崩せばスムーズに打てないので意味がない。

プロでもボール位置には神経を使っている。パット練習用のミラーを使ってボール位置のチェックをしている選手は多い。

コースラウンドでカップイン率を上げるためには、練習ではカップインを主目的にしない方が良い。結果よりも内容に注目し、合うものを探りながら定着させていく取り組みが結果的にカップイン率を向上させる。

アドレスは打ち方よりも注目するべきポイント。正しいボール位置を定着させて、パット数減を目指していきたい。