入れごろ外しごろの距離を確実に入れる!ショートパットの1パットの確率が上がる打ち方とは【ゴルフ】
入りそうな距離でも意外に難しいショートパット
パットは繊細だ。わずかなフェースの向きのズレや、強弱の差で、短い距離でも入らないことがある。
約1.5メートル(5フィート)の1パットの確率は、平均スコア90のゴルファーで50%、プロゴルファーで77%。約3メートル(10フィート)になると、平均スコア90ゴルファーで20%、プロゴルファーで40%、というデータが発表されている。これらはショートパットの意外な難易度を表しているといえるだろう。
プロでも1パットでカップインすることは容易なことではないが、一般のゴルファーが1パット率を少しでもプロのレベルに近づけるためには、ストローク中のフェース向きのイメージの確認が必要かもしれない。
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フェースの向きはわずかに開閉する
パットのストローク中、フェースの向きはわずかに開閉する。ショートパットではフェースを目標に対してまっすぐと向けたままにしようとしがちだが、イントゥインの軌道に合わせて、フェースの向きは開閉する。
クラブの動きを意識せずに、連続してパターを左右に小さく揺らしてみると、フェースの開閉が入る。クラブの重みや遠心力を消さずに、より自然にクラブヘッドを動かすということは、フェースの開閉が入るということだ。
基準はショットと同じ
ストローク中、クラブの軌道やフェースの向きを完璧にしようとし過ぎるとリズムやテンポが定まりにくく、ミスパットになりやすくなる。
クラブの動きを目で追ってはいけない。目で追うと、追った方向に頭がもっていかれて、頭や軸がぶれた打ち方になってしまう。
パットもショットと同様、クラブの重みや遠心力を生かして打っていきたい。
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