ピンに向かって一直線!ボールが狙った方向に飛ぶダウンスイングからインパクトの足の動き【ゴルフ】
バックスイングからダウンスイング、そしてインパクトへ向かう局面では、基本的には下半身リードでスイングしたい。
右打ちの場合、左足に踏み圧をかけながら、左のお尻が後方へ引けるように腰がターンする。そして、その動きに導かれるように腕がインパクトポジションへと向かう。
ただ、この時に注意が必要。ダウンスイングで下半身リードを意識しすぎると、左腰のスウェイや右肩の突っ込みにつながってしまう場合がある。
下半身リードを意識しつつも、そのようなエラーをしないためには、右足かかとの動きに着目してみたい。
ダウンスイングの足の動き
基本的に、左足の踏み圧を地面にかけながら、腰をターンさせると、右ひざが目標方向へ向きながら右足かかとが上がっていく。
この時、右足かかとの浮き上がりが早く大きいほど、エラーにつながりやすくなる。左足の力を使い、腰をターンさせながらも、右足かかとの浮き上がりを抑えられるとエラーを回避し、ショットの再現性を高めやすくなる。
単に右足かかとを上げない“ベタ足”のスイングでは、ただの“手打ち”になりかねないので注意が必要。もしそうなると、下半身の力や動きを使えないのため、飛距離を出しにくいだけでなく、逆にスイングバランスを崩す結果となり、ミート率が下がってしまう。
体の動きを止めずに右足の浮き上がりを抑える、ことがポイントだ。
右股関節の柔軟性
ただ、体の動きを止めずに右足かかとの浮き上がりを抑えるには、右股間節の外旋の可動域が広くなければ難しい。右股関節の外旋とは、右足を外に回す時の股関節の動き。
股関節の外旋の可動域は解剖学上45度と言われているが、体の動きを邪魔せずに右足かかとの浮き上がりを抑えられる可動域であるかどうかの見極めがポイントになる。
きょう、日本女子プロゴルフツアーでは、ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップが開幕する。
韓国ツアーで2021年、2022年と、6勝ずつを挙げて2年連続賞金女王になたパク・ミンジが参戦するが、このパク・ミンジは、インパクトまで右足の浮き上がりを抑えてスイングしている。注目してみてほしい。
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