これからゴルフを始める人にもおすすめ!?打ちっぱなしよりも効果が表れるかもしれない家の中での練習法
毎日、暑い。
多くのゴルファーは「これだけ暑いと打ちっぱなしに行く気がうせる」と嘆いてるのではないだろうか。
熱中症警戒アラートが多くの地域で発令されている中ではあるが、ゴルフに行く予定がある人や、「暑い夏が過ぎたらコースデビューしたい」と思っている人は、暑い今も練習する必要がある。
しかし、練習は一般的な広さの家の中でもできる。どれだけ外気の温度が高かろうが、家の中であれば冷房を効かせられるため、快適に練習できる。
もちろん、家の中でできる練習は限られてくる。だが、限られるからこそ、打ちっぱなしよりも効果がある練習になる期待が持てる。
小さい振り幅の練習
ウェッジでキャリーで10ヤード飛ばす程度の、小さい振り幅であれば家の中でスイングできるのではないだろうか。可能ならウェッジに限らずミドルアイアンなどでの小さい振り幅の練習も検討したい。
カーペットの上から打っても大丈夫だろうが、カーペットやカーペットの下の床が傷む可能性があるので、ショットマットを用意した方が良い。
また、布団のような、ゴルフボールの衝撃を吸収できるものをたてかけて、それに向かって打つのであれば、実際のゴルフボールを打っても良いだろうが、そうしない場合は、室内練習用のスポンジボールを用意しよう。
スポンジボールであればカーテンや壁に向かって打つことができる。
パター練習
家の中での練習の王道がパター練習だ。転がりが良いカーペットならカーペットの上で行えば良い。
そのようなカーペットがない場合は、パターマットを用意しよう。カップの手前が上り坂になっていて、カップインしたらボールが戻ってくるタイプのものではないほうが良い。フラットなタイプのもので、カップ(ターゲット)は置くタイプのものが良い。
ゴルフをこれから始める人は、パットから始めると良かったりする。
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フルショットの連打は逆効果
ゴルフ上達のためには、フルショットの連打は逆効果の場合がある。打ちっぱなしでの練習の方が楽しいかもしれないが、その楽しさがフルショットによるものだとしたら、‟上達要素注入”という点では疑った方が良いかもしれない。
ボールを打つ時にゴルフクラブを振り回すことは、力み癖やオーバースイング癖を付けかねない。
とはいえ、打ちっぱなしに行くと、フルショットしたくなるもの。であるのなら、最初からその環境はなくし、フルショットできない環境下で練習するのもアリではないだろうか。
ゴルフ初心者も同じだ。どれだけ「自分はまだゴルフを始めたばかりだから……」と謙虚な気持ちで臨んでも、練習場の広さや、ほかの打席から放たれるパシューッという勢いのある球筋を見たりすると、少しでも遠くへ、という欲が出てくる。
小さいスイングという地味な練習しかできない、というのは‟家練”のウィークポイントではなく、ストロングポイントになりえる。
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