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ゴルフ場の公式サイトでわかる!より良いコースラウンドのためにチェックしておくべき4つの項目

野洲明ゴルフ活動家

コースラウンドは、ぬかりない準備をして臨みたい。準備とは、技術的により良いプレーを目指す練習のことも指すが、プレーするゴルフ場に関する情報をインプットすることも含まれる。

その情報はゴルフ場公式のウェブサイトをチェックすることで得られる。

「ゴルフ力に上積みがないなぁ」「いつも行き当たりばったりのゴルフだなぁ」と感じている人は、ウェブサイトにある情報をもっと活用できると良いかもしれない。

特にチェックしておきたい情報を4つ挙げる。

サイトでチェックするべきこと

ドレスコード

まず確認するべきなのは、プレーに関係はないが、ドレスコードについて。「ドレスコード」というページを用意しているゴルフ場もあれば、ほかの情報を含めたページの一部に記載されている場合もある。

ドレスコードに関する記載がない場合は、‟そこまで厳しくない”ということではあるが、サンダルやースニーカー、ジーンズはNGという認識を持っておいた方が良い。

コースの長さや特徴

コースのヤーデージをチェックすることで、相対的なコースの長さが分かる。

また、多くのゴルフ場の公式サイトでは、ホールごとの写真が掲載されているので、どの程度アップダウンがあるのかの全体像を知ることができる。

数字上距離的にタフなコースでも、アップダウンがあり、打ち上げよりも打ち下ろしの度合いの方が大きければ、そこまで距離にプレッシャーを感じる必要はないだろう。

距離は短くても、狭いホールやグリーンが小さいホールが多ければ、油断大敵という気持ちで、ゴルフ場へ向かえると良い。

スタートホールのレイアウト

ウェブ上の情報だけで18ホールすべてのレイアウトを把握することは難しいが、スタートホールは、できるだけ詳細を把握しておきたい。

朝一(イチ)のティーショットやスタートホールのプレーがうまくいくと、その日一日のプレーが比較的うまくいきやすい、と感じているゴルファーは多いはず。

であるなら、スタートホールのレイアウトは特に見ておきたい。

ティーイングエリアに立ってはじめて両サイドOBということを知るよりも、スタートホールのティショットが両サイドOBということを事前に知った上でスタートホールのティーイングエリアに立つ方が、普段通りのスイングができるはずだ。

スタートホールの風景やレイアウトをインプット
スタートホールの風景やレイアウトをインプット

練習施設について

パッティンググリーンはどこのゴルフ場でもあるが、それ以外の練習施設の有無はゴルフ場によって様々。

ほとんどのゴルフ場公式サイトには、練習施設についても記載があるので、それをチェックしておくことで、スタート前の練習タイムテーブルが明確になる。

ショットの良し悪しが気になりやすいので、ドライビングレンジでの練習を求めがちだが、アプローチ練習場やバンカー練習場があれば、その練習を優先することをおすすめする。

バンカー練習場
バンカー練習場

プレー当日のイメージを膨らませる

特に初級者はゴルフ場のウェブサイトをチェックしないことが多く、誰かに車で乗せて行ってもらう場合、ゴルフ場の名前すら当日ゴルフ場についてから知る、ということもあるようだ。

何事も準備は大切である。‟初級者だからサイトをチェックしても意味がない”と考えないようにしたい。

準備をして出た結果と、出たとこ勝負で出た結果とでは、結果からのフィードバックの質に差が出る。

目の前の18ホールを次につながるものにして、今後のスコアアップに結び付けていくためには、ぬかりなく準備をしていきたい。

公式サイトからの情報収集が習慣化すれば、ゴルフ力が上積みされ、目標達成が近づきやすくなるだろう。

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ゴルフ活動家

スポーツメディアに寄稿、ゴルフ情報サイトも運営する。多くのゴルファーを見てきた経験や科学的根拠をもとに、論理的なハウツー系記事などを中心に執筆。ゴルフリテラシーを高める情報を発信している。ラジオドラマ脚本執筆歴もあり。

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