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震災に備えて。今こそキャンプを勧める絶対的な理由とは。

akkhstyle アックン

キャンパー、キャンプコーディネーター

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東日本大震災から11年。地震大国の日本に住んでいて、日頃からキャンプをしていると地震の備えとして安心できる一面があります。近い将来に発生の可能性が指摘されている南海トラフ巨大地震や首都直下型地震などをニュースで聞くので、週末のレジャーとしてだけでなく、今こそ地震への備えも考えてキャンプをお勧めしたいと思います。

ここで、一口にキャンプと言ってもキャンプスタイルに種類があり、震災で役立つキャンプというとサバイバル的なキャンプ(ブッシュクラフト)を思ってしまう人もいるのではないでしょうか?

震災でサバイバルな環境になることは現代においてまず少ないのでは?
震災でサバイバルな環境になることは現代においてまず少ないのでは?

ですが、サバイバル的なキャンプ(ブッシュクラフト)は食物も含めライフラインが完全に絶たれ、周辺に建物も人もなく、身の回りの自然を利用して生きる術になるので、現代において震災でそこまでの状況にはならないだろうという事が想像できます。また、サバイバル的なキャンプはどちらかというと家族よりも個人向けのキャンプになるので、家族を守るという意味においては、家族で楽しめるオートキャンプを軸に震災で何が役立つのかお伝えしていこうと思います。

無人島で過ごすようなサバイバルなキャンプではなく、オートキャンプのスタイルでも震災時に役立ちます。
無人島で過ごすようなサバイバルなキャンプではなく、オートキャンプのスタイルでも震災時に役立ちます。

その1:プライバシーの確保はテントで解決!

震災が起きた時に、多くの人が移動するであろう場所が避難所ですが、避難所でしばらくの間過ごすとなった場合、一番の問題はプライバシーの確保になると思います。多くの人がいるとどうしても周囲の視線が気になります。着替える時、睡眠時(寝顔、イビキ)、小さな子供がいる場合はオムツ交換や授乳など周りとの距離が近ければ尚更困るのではないでしょうか?ですが、キャンプをしていてテントがあればその問題も解決できます。また、テントがあればいいというわけでもなく、テントが風に飛ばされないようにする為のペグやハンマーも必須にはなりますが、キャンプをしていれば例え自宅が崩壊してもそれらを取り出すことは可能ではないでしょうか。

テント生活の方がお互いのプライバシーを確保でき、余震でテントが崩れる事もまずありません。
テント生活の方がお互いのプライバシーを確保でき、余震でテントが崩れる事もまずありません。

その2:トイレ問題は簡易トイレとテントで解決!

避難生活で次の問題がトイレかと思います。多くの人が避難所となる体育館や公民館などでトイレを利用するとなるとトイレの数が少なかったり、衛生面での問題が出てきます。その場合は、簡易トイレがあればある程度解決できます。また、キャンパーでも簡易トイレを所有している人は少ないですが、実はテントがある事でひとつのトイレ問題が解決できます。それは夜間のトイレです。避難所生活でみんなが近い場所で就寝している中でトイレへ行くのは物音を立ててしまい気を使います。テントで過ごしていればそのような心配もありません。

その3:就寝周りの問題は寝袋とマットで解決!

避難所生活となった場合、毛布の配布もありますが、全ての人に必要な毛布が行き渡るとも限りません。キャンプで寝袋、マット類を普段から使用していればその心配もないでしょう。また、キャンプ経験がない方だと寝袋だけを重要に思われがちですが、マットも同じくらい重要です。固い地べたや避難所のフロアで寝袋を敷いても寝心地は決して良くありません。マットがあれば柔らかく体を保護してくれるだけでなく、地面からの冷気を遮断してくれます。避難所で毛布は配布されてもマットは配布されませんから。

地面からの冷気を遮断するマットは重要です。
地面からの冷気を遮断するマットは重要です。

その4:電気(照明、スマートフォンの充電)の問題はランタンとポータブルバッテリーで解決!

避難所生活でなくても、自宅の電気が止まった場合に必要になるのが照明です。これも燃料系ランタンや最近流行りのLEDランタンがあれば解決できます。また、燃料系ランタンと言っても、ホワイトガソリン、灯油、ガス缶と分かれますが、震災時を考えると燃料として手に入りやすい灯油系のランタンに慣れていた方がいいとは思います。あとは、ソーラー充電のランタンもあると便利です。そして、キャンプをしていれば大小に関わらずポータブルバッテリーを所有しているキャンパーが多いのでスマートフォンの充電の心配も多くは解決できますし、メーカーによってはソーラー充電できるパネルも発売してますので購入するのもお勧めです。

ポータブルバッテリーがあれば心強く、ランタンは灯油系がお勧め。
ポータブルバッテリーがあれば心強く、ランタンは灯油系がお勧め。

その5:多くの生活用品の問題もキャンプ道具で解決!

普段からキャンプをしていれば、避難生活となった場合にその他多くの生活問題もキャンプ道具で解決できます。例えば食器類もキャンプ用があれば、何を持って行こうか迷う必要もなく瞬時に判断できると思います。食事は配給があるかもしれませんが、ない場合でも常備食材やインスタント麺をキャンプ道具で自ら調理をして用意することができます。また、避難生活であっても普段のキャンプと変わらないスタイルで過ごすことが出来るのがキャンパーのメリットです。

テント内は自宅にいるのと変わらないで生活が可能。
テント内は自宅にいるのと変わらないで生活が可能。

このようにキャンプをしていれば震災で避難する場合に様々な問題が解決できると思います。

とは言え、家族全員が過ごせる大型テントとなると日頃からキャンプをしてないと立てるのにも苦労するので、ある程度のキャンプ経験を積んだ方がいいと思います。

また、キャンプをしているからと言ってもやはり水や食料の確保は重要です。キャンプ道具だけでなくても震災時の備えは意識する事をお勧めします。

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