前回は、福島市の八木田にある「向山製作所」福島西店をご紹介しました。
実は「向山製作所」福島西店があるのは、複合型商業施設内で他には「スターバックスコーヒー」、眼鏡チェーン「JINS」、そして、トマトの自動販売機があるのです。

今回は、野菜農家「れぎゅーむれぎゅーむ」のトマトの自動販売機をご紹介します。

500円玉を持っていこう！

トマトの自動販売機があるのは、スターバックスコーヒー福島八木田店とJINS福島八木田店の間です。

福島市内では、道路沿いなどあちこちで、野菜や果物等の自動販売機を見かけますが、こちらは、ＳＨＯＰの中に自動販売機が設置されている新しいスタイルです。

夏は暑く、冬は寒い福島市の厳しい気候に左右されることなく、購入することができます。
中に入ると、大きな自動販売機が2台あります。

いずれも、お値段は500円で「500円玉」しか使用できませんのでご注意ください。

1台は、お土産トマト2袋の自動販売機。

食べやすい大きさのトマトが2袋入っています。
手土産用にぴったりです。

もう1台は、山盛りトマト1袋の自動販売機です。

大きさはふぞろいですが、少し多めに入っています。
ご自宅用に、お得なタイプです。

因みに、朝8時オープンで、私が行ったのが、平日午前10時過ぎなのですが、ひっきりなしにお客さんが訪れていました。
早いときは、開店から数時間で売切れてしまうそうです。

トマトを自動販売機で販売しているわけ

タイミングよく、こちらの野菜農家「れぎゅーむれぎゅーむ」代表の今野拓也さんが、トマトの補充に来てくれました。

先のとんがったかわいい形が特徴の真っ赤なトマトです。味は、甘味と酸味が絶妙なバランスと言われています。

でも、なかなかスーパーでは見かけないタイプのトマトですよね。

今野さんに聞いたところ、形がとがっていることと、比較的皮が薄く傷つきやすいことから、あまり市場には流通しづらい品種だそうです。

ゆえに、自動販売機で販売というわけです。

ストレスフリーで育てるトマト

一般的に、トマトはストレスをかけると濃く甘いものができると言われているそうです。
しかし、今野さんの栽培のこだわりは、トマトにストレスをかけずにのびのびと育てること。

ありのままのトマト。果たして、お味は……

皮が軟らかくゼリー質が少ない

持ち帰ってすぐにいただきました。

びっくりするくらいみずみずしくて、皮が薄いためか食べやすくて、甘味酸味のバランスが抜群！
パクパクいただきました。

「ゼリー(種)の部分は酸味がある」と言われていますが「れぎゅーむれぎゅーむ」の特徴として、ゼリーの部分が少ないので、ぜひ丸かじりで食べたいトマトです。

自動販売機でのトマトの販売は、6月いっぱいまでの予定です。

また、他の農家さんが作る旬の野菜や果物も販売予定ですので、500円玉を持って、時々足を運んでチェックしてみてくださいね。

以上、福島市の「れぎゅーむれぎゅーむ」自動販売機からおいしいふくしまをお届けしました。