まんじゅうをこよなく愛するあっこです。

福島市は、まんじゅうへの支出額が、一世帯当たり1,973円と、なんと全国平均816円の倍以上の金額で日本一！

というわけで、福島駅近でも購入できるおすすめのまんじゅうを、3回シリーズでお届けしています。

今回は、part2！奥州三名湯・飯坂温泉名物「けしまんぢう」をご紹介します。

誕生は約1世紀前！

「けしまんぢう」の発祥は、飯坂温泉街に本店を構える大正十二年創業の老舗和菓子店「一味庵」です。
JR福島駅西口より徒歩3分のコラッセふくしま１階「福島県観光物産館」でも購入することができます。

約100年前、飯坂温泉街の名物になればと、初代の一味庵店主が考案し、当時は珍しいオーブンで焼き上げる「カステラ饅頭」として誕生しました。

その後、広く観光客からも愛されるようになり、今や飯坂温泉銘菓としてすっかり定着しています。

こだわりの自家製あん

昔ながらの素朴なパッケージの「けしまんぢう」。

福島土産に購入する方が多いのはもちろん、地元でも根強いファンを誇ります。

特に、北海道産小豆の自家製あんにこだわり、自家製あんへの評価の高い和菓子店です。
「あんこが苦手だから和菓子は食べない」というお客さんも「一味庵のお菓子なら美味しく食べられた」と言うほどで、長年のリピーターも多くいます。

カステラ生地からは、ふわっと、優しい甘い香りが漂います。
生地には、福島県産の製菓用に開発された「スイーツエッグ」という卵を使っています。

卵の臭みを抑えて、小豆の風味を引き立ててくれるそうです。

こだわりの自家製のこしあんは、舌の上でとろけるなめらかさで、けしの香ばしさと、上品な味がします。

日本茶はもちろん、珈琲や紅茶でも合いますよ。
ぜひ、ゆったりと、ティータイムのお供に、福島土産に食べてみてくださいね。

以上、福島市の「一味庵」からおいしいふくしまをお届けしました。