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【浜松市】自然の力で”涼しい”と”癒やし”をWでゲットできる場所は、少しミステリアスな竜ヶ岩洞の中。

甘塩地域ニュースサイト号外NETライター(浜松市)

自然のクーラーで涼めて、マイナスイオンで癒やされる。そんな場所が浜松市にあるんです。しかも、洞窟探検家のように子どもから大人まで楽しめます。それが北区にある竜ヶ岩洞です。

洞窟の中は、1年中常に18度に保たれた空間で、夏は涼しく、冬は少しだけ温かいんだそうです。しかも、涼だけでなくマイナスイオンも浴びることができる癒やしの空間なんです。洞窟に入るためにはチケットが必要ですが、現地のチケット売場で購入するより、Rakutenチケットで購入すると安く入場できるのでおすすめですよ。

大人は1,000円が900円、子どもは600円が550円になります。料金は小学生から必要になります。

入口に入ると、まず迎えてくれるのがコウモリたちです。

暗闇の中で、どこにコウモリがいるか分かりませんでしたが、気づくと上にいっぱいぶら下がっていました。コウモリはやっぱりマントがかっこいいですよね。

2億5,000万年前の地底をいざ目の当たりにすると、時の流れについて感慨深くなります。よく聞く言葉ではありますが、自分ってちっぽけだなと思ったり、1年間という月日は本当にあっという間なんだなということが体感できます。

というのも、鍾乳石が1センチ伸びるまでに100年かかると言われています。計算するとたった10センチ程の鍾乳石も1,000年前からの産物ということになります。それだけで自然の偉大さは明らかです。

私自身、小さい頃に一度訪れたことのある竜ヶ岩洞ですが、そのときより確かに数ミリは鍾乳石が大きくなっているはずなのに、見た目では全然変化がわかりません。30年は経っているはずなのに、目では分からないほどの年月なんだと思い知らされます。

そんな中、長すぎる年月をかけてゆっくりながらも着実に変化している鍾乳石を見ると、なんだか考えさせられることがたくさんあるものです。竜ヶ岩洞は涼と自然のパワーを感じながら、自分とも対峙できる不思議な場所です。

400m程の洞窟ルートですが、そこら中に気になるスポットが多く、細い道やら階段もあってゆっくり見て回れます。子どもも楽しいようで、探検家になった気分で長靴を履いて、レインコートを着て、懐中電灯をもって暗い洞窟の中にいるだけで気分は爆上がりのようでした。迷路みたいだとも喜んでいました。2手に分かれている道もあり、1つが「登竜門」と称されるめちゃくちゃ狭い道があります。

鐘を鳴らして、この狭き道を通り抜けることができれば願いが成し遂げられるという道で、思っていたよりかなり狭いです。

不安な人は、もう1方の道をお進みください。

たくさんの鍾乳洞にそれぞれ名前が付いていて、どれもこれも鍾乳洞に対する愛を感じてしまいます。

大人は、一つ一つの鍾乳洞をじっくり見たい気分だったのですが、ルートが細く一方通行で、人が行き交うのも大変なのであまり立ち止まれないのが残念です。

虹のイルミネーションも素敵でしたよ。

私たちが行った日は、平日の夕方閉店近くでとても空いていたので、思う存分楽しめました。普通に見て回って30分程で洞内を散策できると思います。周りを気にせずにゆっくりされたい方は年中無休なので、平日をおすすめします。

さらに、洞窟を出たあとも魅力たっぷりです。レトロな雰囲気のお土産屋さんには気になる竜ヶ岩洞グッズや地域の名産品がたくさん並んでいます。

飲食店もあり、団子や五平餅、浜松餃子も食べられます。

特に有名なのはマテリアというアイス屋さんです。

マテリアのアイスクリームは、種類が面白い。ここでしか食べられない地元の食材を使った気になる味がみなさんを待っていますよ。

代わり種というだけでなく、地元のおいしい牛乳い「いなさ牛乳」を使用した本格的アイスクリームなんですよ。

ぜひご賞味ください。そして、食べた後は名物の顔ハメで楽しんで帰ってくださいね。

歴史や時の流れを感じながらも、癒やされ帰ってこられる場所竜ヶ岩洞をご紹介しました。

竜ヶ岩洞
営業時間AM9:00 - PM5:00
営業日年中無休で営業 
駐車場無料(バス25台・乗用車500台)
所在地静岡県浜松市北区引佐町田畑193
TEL053-543-0108

地域ニュースサイト号外NETライター(浜松市)

好奇心旺盛な4歳と0歳の女の子と過ごす二児の母。美味しいお店、面白いイベント、楽しいことをするのが大好物。浜松を模索中。

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