最近は「第５次ドーナツブーム」到来と叫ばれるほど、ドーナツ人気が高まっています。

パン屋の激戦地として知られる世田谷ですが、トレンドに敏感な街らしく、最近は個性的で美味しいドーナツ店も増えています。

そこで今回は、2021年３月に開店した、世田谷・経堂にある人気のドーナツ店「くろねこドーナツ」をご紹介します。

ミントグリーンの外壁とドーナツの形のカウンターが目印！

『くろねこドーナツ』の最寄り駅は、小田急線・経堂駅です。駅周辺にはいくつかの商店街がありますが、同店はその中のひとつ『シンフォニー商店街』の中にあり、駅から徒歩10分ほどかかります。でも個性的な個人商店が並ぶ商店街の中を歩いていると、もっと近いように感じられました。

店は、駅から歩くと左手にあります。大きな看板はかかっていませんが、ミントグリーンの外壁とドーナツの形のカウンター、そして猫型のガラス窓がついたドアが目印です。

オーガニック素材にこだわった手作りドーナツを提供

こちらが店内の様子です。左手のカウンターにドーナツが並び、右手がイートインスペースになっています。

オーナーに同店のドーナツのこだわりポイントをお伺いしたところ、生地には国産小麦と北海道産カボチャ、そしてハチミツと生クリームを練り込んだものを使っており、添加物は使わずに揚げ油もオーガニックオイルを使うなど体に良く、味も美味しく仕上がる素材に徹底的にこだわっているとのこと。

それというのも、オーナーがそもそもドーナツ店を開店しようと思ったきっかけが「子どもたちがドーナツを大好きだったから」というもので、子どもたちに安心して食べさせられるものをと考えた時、今のスタイルになったようです。

店の一番人気はプレーン！

その日に販売する分をその日の朝に作るスタイルのため、売り切れ次第営業は終了です。購入する時間によって食感が変化するので、揚げたてのふわふわ食感を楽しみたければ開店直後に、少しふわふわともちもちの両方の食感を楽しみたければ午後に、そしてより、もっちりとした食感を楽しみたければ夕方頃の購入が良いそうです。

写真のドーナツは左から表面にクラッシュピスタチオを散りばめ、中にピスタチオのバタークリームも入ったピスタチオ（600円）、表面にまぶした砂糖を焦がしたブリュレ（500円）、クリームチーズとフランポワーズのクリーム入りのフランポワーズ（500円）、表面をたっぷりチョコレートコーティングし、ナッツとドライフルーツのカナッシュクリームの入ったチョコレートの風船（500円）です。

こうした個性的なドーナツも人気が高いものの、店の一番人気はプレーン（250円）なのだとか。素材がいいので、素材本来の味が楽しめるドーナツが人気なのかもしれません。

こだわりのドリンク類も豊富！

イートインスペースでは、ドーナツと一緒にドリンク類も楽しめます。写真はオーナーが「夏場はこれがドーナツに一番合う」というアイスコーヒー（500円）。確かにふわふわもちもちの軽い食感のドーナツとの相性は抜群で、ドーナツ同様、コーヒーにもこだわっている様子が伺えます。

そして同店のドーナツは甘過ぎない分、ビールなどのアルコールとも相性が良さそうだと思っていたらちゃんとありました。ビール（600円〜）、自家製レモンサワー（600円）、ピノ系のワイン（600円）といったアルコール類があるほか、子どもたち向けにはソフトドリンク（300円）やホットミルク（400円）、ミルクシェイク（750円）も選べます。

週末のブランチに最適！

いかがでしたか？　夏場以外はキューバサンド（650円）のようなホットサンドも扱っているそうなので、ドーナツをテイクアウトして朝食やおやつに、そして週末のブランチにはイートインでドリンクと一緒にのんびりと楽しめそうなお店でした。