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【間違えないで!】八百屋がピーマンを長持ちさせる冷凍・冷蔵保存術を紹介

青髪のテツ野菜のプロ

こんにちは、八百屋歴10年目の青髪のテツです。

暑くなってきて夏野菜がおいしい時期になってきましたね。トマトやきゅうり、なす、ピーマン、どれも魅力的ですよね。

先日、ピーマンの売り込みをしていたときにお客さんから「ピーマンってすぐに傷んじゃうから、あまり買わないようにしているの」と言われたことがあります。

同じように考えている方は、もしかしたら保存方法を間違えているかもしれません。

そこで今回は「ピーマンが長持ちする保存方法」について紹介していきます。

ピーマンの最適な保存方法

まずはピーマンの冷蔵保存の方法から紹介していきます。

  1. 1個ずつキッチンペーパーか新聞紙につつむ
  2. タッパーに入れる
  3. 野菜室に入れる

冷蔵したピーマンの保存期間は約1週間です。

保存期間はあくまで目安です。元のピーマンの状態にも左右されるので早めに使い切りましょう。

私は野菜の保存場所として、冷蔵庫の冷蔵室をおすすめすることがありますが、ピーマンの場合は野菜室がおすすめです。

理由はピーマンの最適保存温度が10〜13度だからです。基本的に夏野菜の場合、冷蔵室では寒すぎるため、保存場所は野菜室が最適なことが多いです。

ピーマンの冷凍保存

次に、ピーマンを冷凍保存する方法を紹介します。

  1. 水洗いする
  2. 細くにカット
  3. 冷凍保存袋に入れる
  4. 冷凍庫に入れる

これだけでピーマンを冷凍保存させることができます。

冷凍したピーマンの保存期間は約1ヶ月です。

ただし、家庭の冷凍庫は開けしめが頻繁に行われるので、冷凍しても長持ちしないことがあります。なるべく早めに使い切りましょう。

冷凍したピーマンを料理に使うときは、凍ったまま炒めものに入れたり、和え物にするとおいしく頂けます。

ピーマンを正しく保存して最後まで食べて

今回は「ピーマンが長持ちする保存方法」について紹介しました。

少しやり方を変えるだけで、野菜は長期間保存することができるようになります。

ぜひ今回の記事を参考にして、捨てることなく最後までピーマンを食べて頂けると嬉しいです。

他にも「ピーマンの選び方」の記事も書いていますので、参考にして頂けると嬉しいです。

野菜のプロ

現役の八百屋。歴は10年です。ブログ「やさいのトリセツ」運営者。書籍「野菜売り場の歩き方」と「おいしい野菜まるみえ図鑑」「マンガでわかるやさいのトリセツ」好評販売中。Twitterフォロワー75万人を超えました。

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